白い結婚のはずでしたが、王太子の愛人に嘲笑されたので隣国へ逃げたら、そちらの王子に大切にされました
ゆる
異世界恋愛ロマファン
2025年05月04日
公開日
5.3万字
完結済
「これは白い結婚のはずだった――愛のない形式的な婚約。けれど、私はただ“黙って耐える存在”ではなかったのです」
王太子アルベールとの政略結婚により、王妃として迎えられた侯爵令嬢オデット。だが彼女に向けられたのは愛ではなく、冷たい無関心と愛人ミレイユの嘲笑だった。
辱めを受けながらも、王妃としての責務を果たし続けたオデット。だがある日、ついに王宮から姿を消す――。
行き先は隣国アルヴェール。そこで出会った王子レオポルドは、彼女を一人の人間として尊重し、優しさと愛を与えてくれた。
追放も破談もされていない。ただ、自らの意志で王宮を去った令嬢が、新たな地で“本当の愛”を手に入れたとき、かつて彼女を軽んじた者たちに静かなる報いが訪れる。
これは、アルファポリスにて公開していた作品に加筆修正を加えた改訂版です。未読の方にも、既読の方にも楽しんでいただけるよう、構成と描写をブラッシュアップしております。