峰川康人
現代ファンタジー都市ファンタジー
2025年05月05日
公開日
33.5万字
連載中
血まみれの魔術が顕現する時、物語は脈動する。
舞台は日本政府が秘匿する島、玉之江島。
高校生になった少年の陸島鉄明(りくじまてつあき)がこの島に上陸する所から物語は始まる。
玉之江島は魔女の島と呼ばれており、超常的な力を振るう魔女達とその眷属達が住んでいた。
陸島は魔女の世界においても数少ない男性の魔法使い、即ち『ウォーロック』である。
彼は自分がウォーロックであると知った時、大いに笑った。
――ああ、これで仇を取れという事なんだな。そしてすべてを終わりにしてほしいんだな?
そして島には新たなるウォーロック達が来訪しようとしていた。
未来に不安を持つ童顔の少年、鼠川潤。
誰かを守る力を求める熱き者、蛇島光。
明るく楽しく生きる日々を求めるお調子者の鴉田春一。
魔女とは何か?
何故貴重なウォーロックが四人も現れたのか?
陸島を始めとするウォーロック達が集いし時、彼らに何が待ち受けているのか?
そして冷たき精霊は黒く燃ゆる意志に告げる。
――汝は鉄(くろがね)の意志を持って全てを討ち滅ぼすものなり
全てを滅ぼせと願う精霊は何をもたらすのか。
鉄(くろがね)の意志を持つウォーロックの物語、ここに開幕。
人は失って生きていく。それがどんなに大切なものであったとしても……
※この作品はフィクションです。作中で描写される人物、出来事、土地と、その名前は架空のものであり、土地、名前、人物、または過去の人物、商品、法人とのいかなる類似あるいは一致も、全くの偶然であり意図しないものです。
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