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勇者PTを追放された荷物持ちの俺、家に帰って元大賢者のお母さんに事情を話したら「お母さんが話つけたるわ」とキレました
勇者PTを追放された荷物持ちの俺、家に帰って元大賢者のお母さんに事情を話したら「お母さんが話つけたるわ」とキレました
岡崎 剛柔
異世界ファンタジー内政・領地経営
2025年05月08日
公開日
9,309字
完結済
「グレン、お前はクビだ! この勇者パーティーから出て行け!」  ある日、荷物持ちのグレンは勇者であるアレスにクビを言い渡される。  理由は荷物持ちのくせに、満足な働きができなかったからだった。  くそっ、俺は頑張って荷物持ちをしてきたんだぞ。  などと思っても遅かった。  余計なことを言ったことで殺されそうになったグレンは、家に帰るなり元大賢者の母親に事情を話す。 「はあ? いきなりクビでパーティーから追放ってどういうことやねん!」  事情を知った元大賢者の母親は怒り狂い、グレンを連れて冒険者ギルドへと向かう。  その後、元大賢者の母親による冒険者ギルドでのカチコミが行われることとなる。  当然ながら単なる荷物持ちだったグレンは、事の成り行きを盛大に心の中でツッコみ続けた。  やがてすべてが終わったとき、なぜかグレンは冒険者たちの神と呼ばれる存在になってしまう。  これは後世において、魔王を倒した荷物持ちの物語?

第一話     荷物持ち、勇者パーティーから追放される

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