初めの恋は、あまりに、、。
感覚を越えるものだった。
「はじめまして!
ここ、隣。良いですか?」
そう言うと、私が出した答えが、
「イヤです」
その反応は、木霊したかのように
彼を絞めつけて逝ったのか、、、
その子の噂話は、広がっていく。
まるで、付き合ってるかのような扱いを
受けてしまった私は、彼に聞いてみた。
ちょうど、食堂の隅に居たので。では、
行ってみましょう。
…ーーーーーーーーーーーーーーーーーー........
「おはよう!」
話しかけることに、
成功した私は、挨拶をする。
しかし、彼は、、。
私の顔を見るに連れ、青ざめていく、、。
私はさらに声をかけていく。少し目を見続け、「大丈夫?」
と、怖がらせない、怯えさせない、脅さない。
その山岳に得すること、この上ない。そして、
彼からの返答が、、。
「隣、、良いですか、、?」
「どうぞ。あなたが先に、居ましたけどね。」
「じゃ、ボクの席です。」
「お隣、どーぞ!」
「ボクの席です!!!」
「だから、隣ですって。」
少し笑ってしまったが、そのことについて、
2時間、食堂で。もめたことで、授業に
参加せずに済んでしまった。そして、会話は
怒鳴り声と共に、終わりを次げた。
あいつ、なんなの?!!
内心、そう思った。
きっと、お互いにそうだろうと思う。
でも、どうしてそこが良いんだろう??
譲ることを決してしない。
同じ席ならまだしも、一度座ったら、一度も。動かない???
変な奴だな、ほんと!!