再審申し出たと、検察側から連絡があった。
弁護士も容疑者と話して、9年経つ。
警察の証拠は自首の主張のみ。勝つのは、、。
真実の裁判が再審された。
容疑者に対して、普段通り、調書を読んでいく
検察側。
もう、覚えてなどいないような、言い方で。軽々しく調書を読んだ。ように感じる。
すると、容疑者が、「そんなわけねぇーだろ」
と、高らかに言った。叫びにも似た大きな声で「俺が自首したなんて真っ赤な大嘘だぁ!!」
周りは検察側以外、騒然とした。
静粛に。オーラといってもいい空圧が
検察側にも届くような力強さがあった。そして
検察側は、一言。「権圧すげぇ。」とあった。
調書にはそう書かれていた。
そして、裁判は、最後を告げる。
「俺を容疑者にしたのは、警察だ。証拠なんてなかった感じだったけどな。俺は、圧力っつぅーか、権圧に負けたんだ。負けちまったことを認めたんだ。」
検察側はこう言った。
「敗けで自首?ずいぶん、反省しすぎな人生ですね。どうして、権圧なんかに、ハハッ。
負け、、」「静粛に!!」と怒鳴られた。
検察側は、手もなければ、足も出す気もなく。
黙った。
そして、判決が下される。
被告人を8年の懲役が下された。
被告人は、合計18年。
牢に入れられることを、誰も、伝えなかったという。あれから、18年。
事件は迷宮入りに近い。しかし、彼は、、。
自由になってしまうのであった。
手には、なにも、なかったかに見えた。という
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