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ぼんげの近況ノート
ぼんげの近況ノート
ぼんげ
文芸・その他雑文・エッセイ
2025年05月17日
公開日
6,027字
連載中
ぼんげの近況ノートです

第24回書き出し祭り 弔辞

 先日行なわれた「第24回書き出し祭り」。


 私ぼんげの作品は第二会場2-21『Requiem for Blue~バーチャルアイドルと地上最後の日』でした。


 お世辞にも高順位だったとは言えない結果ではありましたが、そんな中でも一位票を入れてくださった方や、ファンアートをくださった方もいらっしゃり、大変嬉しい限りでございました。


 さあ、本題の反省会に移るわけですが、私の作品を読んだ方が真っ先に思うことは、もうアレしかないでしょう。


 そう。「字下げと行間空け、どこに行った?」問題ですね。


 ・・・・・・君のような勘のいい読者は嫌いだよ。


 タ○カーごっこはさておき、事情説明という名の言い訳タイムに移りましょう。


 原稿の下書きですが、私はWordで行いました。その際、改行と空白のカウントを考慮せず、Word内の文字数表示を頼りに原稿を作ってしまったというのが諸悪の根源となっています。


 当然、提出用グーグルフォームにて燦然と表示される「文字数オーバーです」の赤文字。でも、まあそれは、どこかを少しだけ削ればいいだけの話でしょう。別に大したことではありません。


 ・・・・・・そう思っていた時期が私にもありました。


 ここで問題になってくるのが、今こうして書いている弔辞を見てもらえば分かる通り、普段の私はむしろ改行や行間空けを多様するタイプだということです。Wordで下書きをした際も、ご丁寧にしっかりとレイアウトも整えて書きました。


 しかし、Wordの文字数表示は改行や空白を字数カウントしないため、進めれば進めるほどグーグルフォーム準拠のそれとの乖離が広がっていくわけです。私が意気揚々とCtrt+Cを押した際には、その差数はもうどうしようもない事態に発展していました。


 とはいえ、泣き言を言ってもグーグルフォーム君は許してくれません。いかなる手段を用いても、字数制限以内にそぎ落とすしかありません。


 最初は語尾の調整や言い回しの変更での対処を試みたのですが、そんな小手先でどうにかなる字数ではありません。仕方がないのでワンシーンまるっと削りました(その辺の影響はとある読者様に見抜かれてましたね。「あらすじにあった『地球統一国家』の地の字も出てこない」と)。


 しかし、それでもまだ足りません。こうなったらと、肉を切らせて骨を断つくらいのつもりで削りを入れていきますが、もう切れるところがなくなってしまいます。


 どうしたもんかと頭を抱えていたそのとき。ぼんげに電流走る。


「この字下げと行間空け、潰せばいけるんじゃね・・・・・・?」


 こうしてぼんげは、横書きのWeb小説ならギリ許されるだろうという悪魔の囁きにその身を落とし、禁術に手を染めることとなりましたとさ。めでたしめでたし。


 そうして生まれたのが、視覚的に異彩を放つ(悪い意味で)あの作品だったという訳です。別にレイアウトをしっかりしていれば順位は上がっていたとか言うつもりはこれっぽちもないのですが、言い訳だけはしておこうと思い、弔辞とさせていただきました。


 さて、最後に同作品の今後の連載予定についてですが、結論から言うと当面は難しいのかな、というのが実情です。


 現在(ぼんげ比で)大ヒットしている『佛雁おじさん』の連載を主軸に、書きコン2の『Back to the Reality』の制作(最低でも1万字ラインまでは必須)、それにまだ見ぬネオ書きコンの3.4、個人企画の『権蔵新聞』の運営に加えて、さらにこれの連載にまで手が回るかと言うと・・・・・・な感じです。(3.4のジャンル次第ではそれにあてがうという手もありますが)


 今回書くにあたっていろいろな設定も考えてあるので、何かしらの機会で形にしたい気持ちはありますがね・・・・・・。



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