嫌でも実感する。自分はマザコンだったのだなと。精神的支柱だったのだなと。
母さんを亡くしてからというもの、生きることに価値を見出せなくなってしまった。母さんが居ない世界は残酷で苦しい。
ずっと脳の片隅に母さんとの思い出が走馬灯のように駆け巡る。
ここに行きたかった。孫を見せたかった。もう叶わない。
母さんが亡くなったあの日から時間が止まっている。もう百日も経つのに、割り切れない。立ち直れない。
後を追えば母さんに会えるだろうか?