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第2話 新天地での試練

2-1:王都の歓迎


グレンヴィル村を出て数日、セラフィナは隣国ベリアの王都に到着した。騎士団の一行とともに城門をくぐると、その壮大な景色に圧倒される。広い通りには石畳が敷かれ、両側には見上げるほどの豪華な建物が並ぶ。市場には活気が溢れ、商人たちの声が響き渡る。その光景は、セラフィナが追放される前に過ごしていた王都と同じように、華やかで賑やかだった。


「ようこそ、ベリア王都へ。」


ライアン・エルスバーグ騎士団長が馬から降り立ち、セラフィナに微笑む。その顔は誇らしげであり、どこか安心したようにも見えた。彼はセラフィナを案内しながら城へ向かう。


「ここでの生活は、あなたにとって馴染み深い部分もあるだろう。しかし、あなたがここに来た理由は明確だ。我々の国が直面している危機を救うためだ。」


その言葉に、セラフィナは頷いた。村を離れる時、彼女は自分の力をこの国のために使うと誓ったのだ。



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城での歓迎


城の門をくぐると、さらに壮大な光景が広がった。白亜の壁に囲まれた城は、美しい彫刻や装飾が施され、豪奢そのものだった。セラフィナはその威圧感に思わず足を止めたが、すぐに気を取り直してライアンに続いた。


城の中庭には、多くの騎士や貴族たちが待ち受けていた。彼らは一斉にセラフィナに注目し、その視線は好奇心と疑念が入り混じっていた。特に貴族たちの表情には、明らかな軽蔑と冷笑が見て取れた。


「この女性が魔物を討伐した者だというのか?」

「たった一人で?そんな馬鹿な話があるものか。」


小声で交わされる言葉が、セラフィナの耳に届く。それでも彼女は表情を崩さず、静かに前を向いて立ち続けた。


ライアンが一歩前に出て、その場を静めるように声を上げた。


「皆の者、彼女がセラフィナだ。我々の隣国が直面する危機を救うため、力を貸してくれることになった。」


その宣言に、騎士たちは感心したように頷く者もいたが、貴族たちは納得しきれない様子だった。一人の壮年の男性貴族が前に進み出て、鋭い視線をセラフィナに向ける。


「ライアン殿、確かに彼女は力を持っているのかもしれない。しかし、王都の問題を他国から来た追放者に任せるのは危険すぎるのではないか?」


その言葉に、周囲の貴族たちがざわめく。セラフィナはその場で初めて「追放者」という言葉を聞き、この国にも自分の過去が知られていることに驚いた。


「私は追放者であることを否定しません。」

セラフィナは一歩前に出て、毅然とした声で答えた。


「しかし、私がこの地に来た理由はただ一つ。自分の力でできる限りのことをするためです。皆様が私をどう評価するかは関係ありません。私の行動がすべてを示します。」


その言葉に、周囲は一瞬静まり返った。貴族たちの中には眉をひそめる者もいたが、セラフィナの堂々とした態度に感心する者もいた。



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王との謁見


その後、セラフィナはライアンとともに玉座の間に通された。広大な部屋の中央に座るのは、ベリア王エドモンド四世だった。壮年の王は、鋭い眼光と威厳を持ち合わせた人物であり、その視線がセラフィナを一瞥すると、満足そうに頷いた。


「貴女がセラフィナか。」

王の声は深く、部屋全体に響き渡るようだった。「ライアンから話は聞いている。村で魔物を討伐し、多くの命を救ったとか。」


「はい。」

セラフィナは丁寧に一礼した。「それが私にできることでした。」


王はしばらく考えるように沈黙した後、再び口を開いた。


「我が国は現在、増え続ける魔物の被害に苦しんでいる。ライアンの推薦があったとはいえ、私自身も貴女の力を確かめたいと思う。」


王の言葉に、セラフィナは少し驚いたが、すぐに深く頷いた。


「お任せください。私の力を証明する機会をいただけるのであれば、全力を尽くします。」


その答えに王は満足げに笑い、ライアンに指示を出した。


「それでは、彼女を討伐隊の一員として加え、次の遠征で力を試すとしよう。」



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新たな試練への準備


その日の夜、セラフィナは城内に用意された部屋で一人考え込んでいた。広い部屋に豪華な調度品が揃えられているが、それはかつての王都での生活を思い出させるだけだった。


「追放者としての私が、この地で認められる日が来るのだろうか……。」


窓の外を見つめながら呟く彼女の瞳には、不安と決意が入り混じっていた。しかし、村での経験を思い出し、再び心に誓った。


「私は逃げない。この力が誰かを救えるなら、それで十分。」


次の遠征がどのようなものになるかは分からない。しかし、セラフィナは新たな試練を乗り越える覚悟を胸に抱き、静かに目を閉じた。



2-2:魔物討伐隊での活躍


討伐隊への編成が発表された翌日、セラフィナは初めて正式な隊員として王城の訓練場に足を踏み入れた。広大な訓練場には鎧を身につけた騎士たちが集まり、武器を手に訓練を行っていた。鋭い剣戟の音や、掛け声が響き渡る中、セラフィナは場違いな視線を痛感した。


「おい、あれが例の“追放者”だってさ。」


「魔物を一人で倒したとか言ってるけど、口だけじゃないのか?」


騎士たちのひそひそ話が耳に届いても、セラフィナは表情一つ変えず毅然としていた。彼女が戦う相手は魔物だけではなく、偏見や侮蔑の視線も含まれていた。


「セラフィナ、こちらだ。」


声をかけてきたのは騎士団長のライアンだった。彼は既に討伐隊の装備に身を包み、堂々とした姿でセラフィナを招いた。


「今日から君も正式に討伐隊の一員だ。まずは訓練から始める。魔法使いとしての君の力を存分に見せてほしい。」


セラフィナは深く頷き、「全力を尽くします」とだけ答えた。



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初めての訓練


訓練は熾烈を極めた。まずは魔物との戦闘を想定した模擬戦が行われ、セラフィナは自分の魔法を使いながら他の隊員たちと連携する方法を学んだ。彼女の魔法の威力は目を見張るものがあり、次々と模擬魔物を撃退していくその姿に、隊員たちは次第に驚きの表情を浮かべるようになった。


「すごい……あんなに精密な魔法を操れるなんて。」


「たしかに噂通りだな……いや、それ以上かもしれない。」


最初は彼女を見下していた隊員たちも、次第にその実力を認め始めた。一方で、彼女の力に嫉妬を抱く者もいた。


「魔法なんて所詮便利な道具に過ぎない。近接戦闘ではどうせ役に立たないだろう。」


そんな声が飛び交う中、セラフィナは黙々と訓練を続けた。彼女の目的は評価を得ることではなく、自らの力をこの地で証明することだった。



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初めての遠征


数日後、セラフィナは討伐隊と共に初めての遠征に出発した。今回の目的地は王都から少し離れた山岳地帯で、そこには凶暴な魔物が棲みついているとの報告があった。


「この地域の住民が危険にさらされている。我々の使命は魔物を全て討伐し、彼らの生活を守ることだ。」


ライアンの力強い声が隊員たちに響き渡る。セラフィナはその背中を見つめながら、自分がここにいる意味を再確認した。


「私は村を救った。そして今度は、もっと多くの人々を救う。」


遠征の道中、隊員たちは隊列を組み、慎重に進んだ。セラフィナは中列に配置され、魔法使いとしての役割を担っていた。道中、彼女は隊員たちの警戒心が自分にも向けられているのを感じたが、気に留めず前を見続けた。



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魔物との戦闘


目的地に到着した一行は、すぐに魔物の群れと遭遇した。それは報告されていた以上の数で、しかも個体ごとの凶暴性も非常に高かった。


「全員、構えろ!」

ライアンの号令と共に、隊員たちは武器を構え戦闘態勢に入った。


セラフィナも手を掲げ、魔力を集中させる。目の前の敵は、ナイトハウンドと呼ばれる狼型の魔物だ。その牙は鋭く、一撃でも受ければ致命傷になる。


「アイスランス!」

彼女の声と共に、氷の槍が空中に出現し、一直線に魔物へと放たれる。その槍は見事に一体を貫き、倒した。


「すごい……!」

近くで戦っていた隊員の一人が驚きの声を上げる。


しかし、次から次へと現れる魔物たちは留まることを知らない。セラフィナは息を切らしながらも魔法を連続して放ち、次々と敵を倒していく。その姿は隊員たちの士気を大いに高めた。


「魔法使いがここまでやるなんて……彼女がいなかったら俺たちは終わっていたかもしれない。」


一方、セラフィナは体力の限界が近づいているのを感じていた。魔法を使うたびに消耗する魔力と疲労は、彼女の体を徐々に蝕んでいく。しかし、そんな中でも彼女は一歩も退くことなく戦い続けた。


「まだ……終わらない……!」


彼女の執念とも言える戦いぶりに、ライアンも感心していた。


「セラフィナ、十分だ。一旦下がれ!」

彼の声に、セラフィナは僅かにためらったが、頷いて後退した。ライアンと隊員たちが前線を引き継ぎ、残りの魔物を討伐する。



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勝利の余韻


戦闘が終わり、一行は無事に全ての魔物を討伐することに成功した。セラフィナは疲労困憊の状態だったが、その顔には安堵の表情が浮かんでいた。


「よくやった、セラフィナ。」

ライアンが彼女に近づき、肩に手を置いた。「君の力がなければ、この遠征は成功しなかった。」


隊員たちも口々に感謝の言葉を述べ、彼女への態度を大きく変えた。最初は彼女を見下していた者たちも、今ではその実力を認めざるを得なくなっていた。


「すごいよ、セラフィナ。君がいるだけで、戦いがこんなにも楽になるなんて。」


セラフィナは静かに微笑み、感謝の言葉を受け取った。その瞬間、彼女は自分が少しずつ認められ始めていることを実感した。


「これが、私の新しい始まりなのかもしれない。」


彼女の胸には、希望と共に新たな決意が芽生えていた。


2-3:隣国の裏切り


初めての遠征を無事に終えたセラフィナは、討伐隊内で確かな実力を示し、隊員たちからの信頼を得始めていた。帰還後の隊員たちは口々に彼女の功績を称え、その力がいかに討伐隊を支えたかを話していた。


しかし、セラフィナがすべての人から受け入れられているわけではなかった。特に貴族たちの中には、彼女に対して根深い偏見と敵意を抱く者が少なくなかった。



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広まる嫉妬と中傷


遠征の成功から数日後、セラフィナは王城内で開かれた小さな宴に招かれた。それは討伐隊の成果を称える場であり、貴族や軍の関係者が多数出席していた。しかし、会場に足を踏み入れた瞬間、彼女はその場に流れる微妙な空気を感じ取った。


「噂には聞いていたが、彼女があの“追放者”か。」


「魔法を使うだけで評価されるなんて、安いものだな。」


貴族たちのささやき声が耳に入ってきた。それは彼女の功績を疑い、むしろ嫉妬や嘲笑に満ちたものだった。彼女が追放者であるという過去を理由に、貴族社会は彼女を完全に受け入れようとはしていなかった。


「よく平然とここにいられるものだな。自分の立場をわきまえた方がいい。」


声の主は、一人の若い貴族だった。彼はセラフィナの前に立ちはだかり、冷たい笑みを浮かべていた。


「私はここに力を貸すために来たのです。それ以上でも以下でもありません。」


セラフィナは毅然とした態度で答えたが、その場の空気は一層冷え込んだ。彼女の言葉は正論だったが、貴族たちの中には、それを素直に受け入れる者は少なかった。



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陰謀の兆候


宴が終わった翌日、ライアンがセラフィナを呼び出した。彼の表情は普段よりも厳しく、彼女に向けられる視線にも緊張が滲んでいた。


「セラフィナ、君に警告しておきたいことがある。」


「警告……ですか?」


セラフィナは眉をひそめながら答えた。


「君の功績を認めている者も多い。しかし、一部の貴族たちは君を排除しようと画策している。討伐隊の中にも、彼らの影響を受けている者がいるかもしれない。」


その言葉に、セラフィナは驚きと同時に冷静な思考を巡らせた。これまで王都で感じていた冷たい視線や偏見が、単なる個人的な感情ではなく、何か大きな陰謀の一端である可能性が見えてきた。


「……分かりました。ですが、私は私の力を全うするだけです。それが認められないのであれば、それまでのこと。」


セラフィナの決意に満ちた言葉に、ライアンは一瞬驚いたようだったが、やがて満足そうに頷いた。


「君ならそう言うと思っていた。だが、くれぐれも警戒を怠らないようにしてくれ。」



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裏切りの発覚


その警告から数日後、討伐隊の訓練中に異変が起きた。次の遠征に向けた準備が進む中、物資の一部が突然行方不明になったのだ。さらに、隊員たちの間に広まる不穏な噂が、セラフィナに新たな困難をもたらした。


「セラフィナが物資を横流ししているらしい。」


「追放者なんだから、何をしてもおかしくないだろう。」


その根拠のない噂は瞬く間に広まり、隊内の士気を大きく揺るがせた。セラフィナはその中傷に反論することなく、静かに自分の役割を果たし続けたが、彼女の心には次第に疑念が芽生えた。


「誰がこんなことを……?」


その答えは意外な形で明らかになった。ライアンが物資の管理を徹底的に調査した結果、セラフィナを陥れるために一部の貴族が裏で手を引いていたことが判明したのだ。


「セラフィナ、これは明らかな罠だ。」


ライアンは彼女に報告しながら、怒りを抑えきれない様子だった。


「私の存在が彼らの利益を脅かしているのですね。」


セラフィナは冷静に答えた。その態度にライアンは少し驚いたが、すぐに彼女の強さを理解した。


「君を守るために、私も全力を尽くす。だが、これ以上の攻撃を防ぐためには、君自身の力で彼らを黙らせる必要があるだろう。」


「分かっています。私の力を示す機会があれば、それを利用します。」


セラフィナの瞳には、覚悟と決意が宿っていた。これ以上、過去や陰謀に縛られるつもりはなかった。



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次なる試練へ


セラフィナは物資の件が解決した後も、周囲の疑念を完全に拭い去ることはできなかった。しかし、彼女は自分の役割に集中することでその不安を乗り越えようとしていた。


次の遠征の準備が進む中、彼女は決意を新たにした。


「私は逃げない。この国で必要とされる力になり、自分の価値を証明してみせる。」


その思いを胸に、セラフィナは次の試練に向けて歩みを進めた。隣国の裏切りを乗り越え、新たな道を切り開くために。



2-4:陰謀の暴露


セラフィナに対する陰謀が明らかになりつつあったが、完全に解決するには至らなかった。討伐隊内にはまだ疑念を抱く者も多く、彼女に冷たい視線を向ける者も少なくなかった。


そんな中、次の遠征の準備が進む一方で、隣国の一部貴族たちがセラフィナを排除するため、さらに大きな策を講じているという情報がライアンのもとに入った。彼はその陰謀を断つため、セラフィナに協力を求める。



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明らかになる策略


「セラフィナ、これを見てくれ。」


ライアンが差し出したのは、一通の密書だった。それは、隣国の有力貴族がセラフィナを陥れるために計画した内容を記したものだった。物資の横流しの噂を流した張本人が明記されており、その名はセラフィナも知っている人物だった。


「まさか……あの貴族が。」


密書には、セラフィナを討伐隊から追放し、その評判を地に落とす計画が詳細に記されていた。彼女が遠征中に虚偽の罪を着せられ、討伐隊の失敗の責任を押し付けられるという内容だった。


「これが事実なら、私の存在そのものが彼らの脅威になっているということですね。」


セラフィナは冷静に状況を分析したが、その心にはわずかな怒りが芽生えていた。自分が村を守るため、そしてこの国のために尽力しているにもかかわらず、またもや陰謀に巻き込まれるのは理不尽極まりなかった。


「セラフィナ、君に任せたいことがある。」


ライアンは真剣な表情で言った。「彼らの計画を阻止し、この密書の内容が真実であることを証明する必要がある。そのためには、君自身が行動を起こさなければならない。」



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罠への挑戦


セラフィナはライアンの提案を受け入れた。陰謀を暴くためには、計画の一部に自ら足を踏み入れ、その証拠を掴む必要があった。


次の遠征の前夜、セラフィナは単独で動き始めた。密書に記されていた通り、討伐隊の物資が再び横流しされようとしている現場を抑えるため、指定された倉庫に向かった。


「ここに証拠があるはず……。」


暗闇の中、セラフィナは静かに倉庫の扉を押し開けた。中には武器や食料が積まれており、その一部が外部に運び出される準備がされていた。周囲を見渡すと、何者かが物資を運び出している影が見えた。


「やはり……。」


彼女が手を掲げ、魔法で光を生み出すと、驚いた表情の貴族の部下たちが振り返った。彼らは一瞬固まったが、すぐに武器を構えた。


「邪魔をするな、追放者!」


部下たちが襲いかかってきたが、セラフィナは冷静に魔法を操り、彼らを無力化していく。彼女の戦いぶりは圧倒的で、数分もしないうちに全員を拘束することに成功した。


「あなたたちの主人には、しっかり話を聞かせてもらいます。」


セラフィナはそう言い、拘束した部下たちを連れて王城へ戻った。



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陰謀の暴露と決着


翌日、セラフィナが持ち帰った証拠と拘束された部下たちの証言により、貴族たちの陰謀が明らかになった。彼らが討伐隊の物資を横流しし、その責任をセラフィナに押し付けようとしていた事実が公にされた。


ライアンは玉座の間で王に報告を行い、セラフィナの潔白を証明した。


「陛下、この密書と彼女の行動が、すべての真実を示しています。」


ベリア王は厳しい表情を浮かべながらも、やがて深く頷いた。


「セラフィナ、お前の行動がこの国を救ったと言っても過言ではない。よくやった。」


その言葉に、セラフィナは深く一礼した。周囲にいた討伐隊員たちも、これまで彼女に疑念を抱いていた者たちさえも、その実力と誠実さを認めざるを得なくなった。



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勝ち取った信頼


その後、陰謀に関わった貴族たちは処罰され、セラフィナの名誉は完全に回復した。それどころか、討伐隊内での彼女の評価はさらに高まり、隊員たちからの信頼を勝ち取ることができた。


「君の力と信念に、これからも頼らせてもらう。」

ライアンが微笑みながら言った。


セラフィナは静かに頷きながら、自分の胸に新たな決意が芽生えるのを感じていた。


「私は過去に囚われない。この力を、この国のために使い続ける。」


彼女の戦いはまだ終わらない。だが、この国で自分の居場所を少しずつ築き上げているという実感が、彼女の足を次の一歩へと進めさせていた。



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