外に出ると、若者は待っていた。
「おぉっ!!」
ふたりは声をわざとらしく、叫びあった。
そして、笑い合う。すると、商人があることに気づいた。
「刀は??刀!おいらの刀はどこ行っちまったんじゃ???!!」
慌てもせず、彼はこう答えた。
「あれなら、売っちまった、金がどこに閉まってあるか、わからんかったのでな!」
「な....なんじゃとっ!!??わしのお刀ぁ....」
そう言い、本当にめまいを起こした。
時間は、優美な夜。
気を直せない商人に、彼は質問。いや、怒りにも見せるように言った。
「それにしても、なんで刀なんかに
「故出??疑問そうじゃなっ??!!」
キレている。そう思ってはいたが、彼は聞く。
「なぜじゃ?」
「、、お前では理解が及ばん」
そう言い、一歩。足を出した。すると彼は呆れたものいいで、
「おなご一人が持って良いもんじゃない」
「!!?」
「医者にも連れていった、わし、いや。オレを信じないのか?」
「、、。」
「信じられるか?」
「刀は夢じゃ。っひとりであろうとも。持ち合わせたい大切な代物じゃけん!!大事にしてなにがわるぅ?」
そう言い、おなごの顔を覗かせ、彼女は。彼を連れて帰ったという。どこへでも。
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