「犯人って、、?」
「犯人は、担任だよ。そいつのあと追いかけてたら、いなくなったんだもん」
「どうして、追いかけたの?」
「ちょっと、悪カッコいいから、弱点ないかって。探してたの。」
少し沈黙が、周りを包んだ。
「何人ぐらいで?」
「5人。」
「5人がかりでなんで??」
「弱点が、知りたくて。」
「....」
少しなぜか空気が変わった。
沈黙が済み、ふたりが出した答えは、、。
「警察に相談しよ?」だった。
しかし彼女は、昔から警察に良い記憶がない。「少年院問題かもしれないじゃん」
「怖い?」
「....」
「その子が死んでも?」
「!!?」
「自分の人生の方がいい?」
「....」
「こんなところにいたのか?
みんな保護者が心配してたぞ?」