迷子は虎の亜人の子供だった。
「大丈夫よ、迷子ね ママを探そうね」
「うん」涙ぐむ
「お名前は?」「デル」
「じゃあ、デルちゃん、行きましょうか」
ナデルと二人、サシャは虎の亜人の子供
デルの小さい手を握り、祭りの中を歩き出す