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元マフィア秘書はメイド服の受付嬢に転生したので遠慮なくナイフを持つことにしました
元マフィア秘書はメイド服の受付嬢に転生したので遠慮なくナイフを持つことにしました
魚住真琴
異世界ファンタジー冒険・バトル
2025年05月25日
公開日
1万字
完結済
「人間の方が慣れていたので魔物の血を見るのは新鮮で楽しいですね」 ――アテンターギルド、武器使いのディファナ 一風変わったメイド服を身にまとったライトグリーンの長髪をツインテールにまとめた可愛らしい彼女は、俗にいう最強メイド受付嬢だった。 10代まで普通のメイド一家として貴族に使えるだけであった彼女が何故こうなったのか。 それは、中身が違う者だから。 ――とある世界で、街一番のマフィアのボスの傍で秘書として生きていた者がいた。 その者はボスを守るために銃撃の嵐に飛び込んだ。 そのまま海へ落ち、ボスを守るために必死に足掻いたがそのまま息を引き取り――目覚めた時に、別の誰かとなっていた。 そしてボスの痕跡を見つけたその者は、一番情報の入る受付嬢のギルドとして働くことでボスを見つけることを目標とした。 例え、互いがどんな性別であろうとも。 これは、ボスに盲目だった秘書がメイド服のギルド受付嬢となり、意図せず冒険者たちを恐怖のどん底に落としてしまう物語。

第1話

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