「後は本能で動くことは出来るしね……」
……あ、確かにそれはあるのかもしれない。人間には本能というものがある。知識がなくても大人になれば、本能的にそういうことに関して興味を持つと言った方がいいのかもしれない。
「……って、その……そういったビデオとかDVDも見たことないの?」
「ん……多分、高校生の頃に見たことがあるのかもしれないけど、もう、高校生位の記憶だしね」
「だから、少しは知識があった訳ね」
「それにその頃に見たのは男女のやつだしさ」
「男性とのは見たことがないって訳ね」
「じゃあ、尚は男性同士のものって見たことあるの?」
そう興味ありそうに聖修は俺に近付いて来る。
「今の世の中、ネット見ればいくらでも見れる時代になったんだよ……だから、知らないことはない」
「そっか……なら、今日は尚がそういった所ではリードしてくれない? 分かってる部分はやってみるからさ」
「それはいいんだけどさ……男性同士で入れるとこって分かってる?」
「それは流石に大丈夫! ココでしょ? そこは女性でも出来る所でもあるからさ……流石に知識としてはあったかな?」
そう聖修は下着の上から俺の蕾の辺りへと触れてくるのだ。流石にそこは知ってたのかな?
「ぁ……まぁ……そうなんだけどさ……」
……それが分かっていれば十分なんだけど……それとも、わざと俺に聞いてきてるのかな? 歌手だけど、たまに聖修は俳優やってたりするからな。それに聖修って心理学も学んでたって言ってたし……。
こうなってくると、どれが本当の聖修の性格なんだか分からなくなってくる。
……ま、いいか……ここまできたんだし、今日はヤることヤっちまった方がいいだろうしね。
もうこれである意味何かが吹っ切れたような気がする。
「俺の限界だったから、俺のムスコさんを聖修が咥えて、舐めたり、先端を吸ったり、後は裏の方とか玉の方も……そしたら、イけるから……」
いや、それさえ合ってるかどうかさえ分からない。あくまで俺の知識だってネット上でのもの。流石にネット上のものだって規制がかけられているのだから、実際には見た事はないのだけど、その規制されていても何気に分かると言ったら正しいのかな? そんな事は自分では出来ないしね。
しかし逆に規制されていると実際、そう行動をしているのか? っていうのは分からない。そう音だって大袈裟にしているんだろうしね。いくら何でも普通の人がやったなら、あんな音はしないだろうしな。