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小学六年生ですが、異世界に転生してしまいました。「どうやってこの世界を改善しろと???」
小学六年生ですが、異世界に転生してしまいました。「どうやってこの世界を改善しろと???」
み-りぃ.
異世界ファンタジー冒険・バトル
2025年05月28日
公開日
3.1万字
連載中
「あなたには異世界へ転生してもらいます」 紛争、不祥事、貧困、差別。とにかく治安の悪くて、地位や力に溺れている国。 そんな国の中の最も酷い領の娘、その名もアイラ。転生者である。しかし、転生前は小学六年生。異世界ものの物語が好きであるが、賢いと言えたものではなく、転生先の国を改善出来るかどうか曖昧である。 さて、そんなアイラの転生した国には、魔法、天使、悪魔、魔物……とにかく色々な種族が存在する。 そんな所で、アイラはやっていけるのだろうか…。 とりあえず強くなる、最強アイラの物語。 (この作品はフィクションです。実在するものにはなんら関係ありません。)

第1話 なんか転生した!


目覚めると、そこは真っ白な世界だった。

そこに、ぼんやりと影が現れる。

「起きましたか?」

病院の人かな…

「はい…」

「ここは天界です」

「はい…」

天界、天界ね、天界……

「……え、?」

「はい、天界です」

「天、界…?」

「そうです」

いきなり言われた出来事に、驚きを隠せない。

「ぁ、私…死んだんですか…?」

「そうです」

「ぇ…ゑっ…!?」

視界がはっきりとして来た。

んぇ、待って待って待って、嘘でしょ…??

「まだ記憶が混乱しているようですね…」

「あ、あなたは…?」

「私は女神です」

「めがみ…?」

「はい、女神です」

「嘘だぁ…」

「本当ですよ?」

「いやいや、そんな、ありえないって…」

「本当です!」

「えっと…じゃあ、私の名前は…」

「それは知りません」

「女神様なら、知ってるんじゃないん…ですか?」

「知りません…!全世界の人の名前なんて、覚えている訳ないじゃないですか!」

…女神様も…色々大変なんだな…

じゃなくて!!

え、ほんとに?ほんとに女神様???

あの、なんかよく分かんないけど、なんか凄いっていう、あの…!?

「はい、そのなんか凄い女神様ですよ」

「えっっ…」

「女神様ですから。人の心をよむなんて容易いものです。」

「女神様すげぇ…」

「でしょうでしょう!」

 女神様を褒めると、女神様は子犬の様に喜んでくれた。先ほどまでとは少し違うテンションに、少し戸惑う。

「おぉ…」

「なんです、その反応は…!」

「すみません」

「えーっと、では、今から頭の整頓をして頂きます。」

「頭の整頓…?」

「頭の整頓というより、前世の記憶を軽〜く思い出すくらいですかね。」

「え?前世の記憶なんてそんな…」

覚えてる…事はなかった。名前も何も思い出せない。親の顔も分からない。でも、徳川家康とか、割り算とか、勉強に関しての事は覚えていた。

「えー、では整頓していきます」

そこから女神様は、私の前世の事を教えてくれた。


私は小学六年生で、女子。死んだ時は12歳だった。


「……」

「…え、終わり…?」

「そんなに詳しく教えられない決まりなので」

「えぇ〜?」

「私、軽〜くって言ったじゃないですか!」

「それは…確かに」

 というか、やはり記憶が無いからか、そんなにしっくり来なかった。でも、女神様に言われたら、やっぱりそうな気がして…。

 そして、ふと疑問に思う。私は死んで、天界にいる。ここまでは分かる。でも、亡くなった人なんて、私以外にも沢山いる。どうして女神様が直接私に…?

「それはですね…」

 あ、そっか、心よめるのかこの女神様。

「ずばり、異世界に転生して頂くからです。」

「え、」

「あなたには異世界へ転生して頂きます」

「……すみません……もう一度お願いします…」

「だから!異世界へ転生して頂きます!」

「ほんとに…?」

「ほんとじゃなかったら、そんな女神様直々に言いません!」

「そっっ、かぁ…」

 絶対候補他にもいただろと思いつつ、内心すっっごい喜んでいる自分もいる。

「あ、喜んで頂けてありがたいです〜!」

「こちら…こそ?」

「それでは加護、付けておきますので!第二の人生楽しみながら、ついでに魔王でもちゃちゃっと倒しちゃって下さい!それでは!」

女神様は、早口に言った。魔王をちゃちゃっとって…。そして、白かった世界が虹色に光り、私は再び意識を失った。


「おぎゃぁぁぁぁっっ!!!」

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