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第18話 天下のド⚪︎キ

『え、えーと。それって大丈夫なやつなの?』

『ん?全然?めっちゃやばいよ』

『なんで放置してるのさ』

『いや僕も誰が作ったのかわからんのにどうもできんよ』

『えぇ、、、』

『もう!この話終わり!!それじゃ!!!!』


えぇ、、、

まじかよ

ダンジョン作ったのって神皇様じゃなかったんだ

しかも神皇様が知ってる神でもないっていう

大丈夫なのかな、それ


うん、まぁいいや

それじゃあ次は探索者になるための機材を買いに行こう

あんまりお金を持ってないからちょっくら素材を売っとこうかな

あ、でも素材と魔力が紐付いてるならそこをちょこっと偽造しとかないと


《黙示録 編纂 紐付け》


うーん、やっぱり黙示録便利ねぇ

これが僕にしか使えないって言うんだ

他の人にも体験してもらいたいもんだよ

それじゃ買収はっと、、、

ラッキー。人並んでないじゃん

即いこう


「あの、素材の買収をお願いしたいのですが」

「あ、はい。探索者カードと素材をお願いします」

「はい。これですね」


今回出したのは地元のDランクダンジョンのなんか徘徊してる異様に防御力の高い蠍の素材

これじゃあそこまで騒ぎにならないだろうとそう思い、今回はこの素材をチョイスした


「えーと、はい。討伐の確認ができました。買収額は500万円になります」

「え!?なんでそこまでするんですか?」

「ここまで損傷が少ない素材は一年に1個現れればいいものなんですよ。あなたはそれを10個持ってきていただいたんで合計500万ですね」

「まじすかぁ」


まぁ確かにあれを傷つけず倒そうとしたら一般人では難しそうな気がする

僕だって毎回倒す時外側は傷つけない等に内側を破壊して倒してるもん

外から攻撃当てて倒そうとしたらそれこそぶっ潰すくらいしか方法がない


「それでは現金か探索者銀行に入金するかどっちにしますか?」

「あ、銀行で」


流石に500万なんて現金持ちながら歩けん

怖いわ。襲われる気がする

まぁ襲われてもすぐ返り討ちにするのがオチなんだけども


「はい、入金完了いたしました。またのご利用をお待ちしています」

「はーい、ありがとうございました」


よっし、それじゃあ配信用のカメラとかを買いに行くとしよう


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やってきました天下のド⚪︎キ

【黙示録】によるとこのドンキでは並行世界では創造神を名乗る変な奴に強盗を撃退されてカメラを開け渡したとかいうドン⚪︎

なぜかよくわからないけどその創造神様とは気が合う気がする

会ってみたいなぁ


それじゃあダンジョン配信用のカメラフロアへ行こう


ふぅむなるほど、全くわからん

なんか色々カメラがあるけど値段の層も種類もありすぎて全くわからん

何?取れ敢えずここにある一番高いのを買えばいいの?

うん、よしそうしよう


と、そう思っていると


「お困りですか?」


と、救世主が現れた

いやぁ、まじでありがたい

どれ買えばいいのか全く分からんからね

ありがたくお言葉に甘えるとしよう


「あ、はい。ダンジョン配信用のカメラを探していてこの中で一番コスパがいいのってどれなんですかね?」

「あー、配信初心者さんですか。それならおすすめはこちらの商品でございます。かの並行世界の創造神様がお使いになった物を少し性能アップさせたものになります」


え、なんでこの人が並行世界のこと知ってるの?

最近のスキルって並行世界のこと知ることもできるの?すごいねぇ


「なるほど。じゃあそれにします」

「はい、お買い上げありがとうございます」


そう言われてから僕はドンキを去った


「ふふふ、あの人が天内奏多ですか。あれはあのお方の障害になりそうですねぇ」


と、その呟きを聞き逃して



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