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第22話 初配信2 〜変態、現る〜

アカウントの作成も宣伝も終わり、僕はるんるん気分でを進む

宣伝が効果を成したのか僕の同接者数も増えていた


よってくる敵は徒手格闘か【抹消】で消す


“え、これまじでCGじゃないん?“

特定班: “うん。幽体離脱でこの人の後ろで見とったんやけどさ、まじで一瞬で敵消し飛ばしてる”

“てかその幽体離脱って何よ“

特定班: “固有スキル。デメリットはやりすぎると体に戻れなくなる“

“大丈夫かそれ“

“ヤベェじゃん“

“証拠プリーズ“

特定班: “今からこの人の後ろで幽体離脱Lv5の効果、さわれないけど何故か姿が見える状態を実践してやろう“


みたいになんかコメントに特定班とやらが沸いてるのが怖いところだが

てかこの世界って幽体離脱が普通にできる世界なのね

やばいじゃん


“あ、ボスだ“

“もう第二層終わり?“

“やばくね“

“この配信で世界記録が普通に打ち破られる予感“


いやぁ、その世界記録結構前に普通に八つ当たりで打ち破られてるんですよ

小学校の漢字テストで0点とった時にね、腹が立ったから日本のダンジョン巡りを一夜のうちに済ましたんだよね

ステータス的には知能も上がって欲しいところなんだけど前世から漢字だけは苦手なんだよねぇ


さて、第二層のボスはどうやって調理するか

うーん、じゃあここは【抹消】も徒手格闘も使わず剣で行くか

せやね、じゃあけんは【創造】で作るか

ここは無難にエクスカリバーとかにしとこうかね


【創造 聖剣エクスカリバー】


手元に一振りの片手剣が現れる

見た目は地味だが抱擁する力は現代でも強力そのものだ


“え、なんか今【創造】って言ってなかった?“

“神の所業じゃん、えぐ“

“しかも作ってるのがエクスカリバーっていうね“

“本物??“


振りかぶりーー


ーー切る


目の前で生成されたばかりのボスが言葉どうり消滅した

ついでにダンジョンの壁も


「あ、、、やりすぎた」


“声でた!!“

“主若そう“

“もっとしゃべって。その声でそのキャラは似合わないよ“


ヤベェ、うっかり声出しちゃった

どっちにしろ「ザマァ」した後は普通に顔も声も出しながら全力で承認欲求を満たしに行く予定だったけどこれは予定外だ

どこかから僕の個人情報バレて晒されたりしないかな。まぁされたら消せばいっか


そんなことを思いながら歩いていると後ろには誰もいないのに声がした


「ヒャヒャヒャヒャヒャ」


恐る恐る振り向く


そこには、パンツ一丁で三点倒立しながらこちらを見る変態がいた


「ぎゃああああああああああああああああああ!!!」


抹消!抹消!抹消!!!!

、、、消えない


「何で消えないの!!抹消してるのに!!!」


“あ、これが特定班?“

“変態だあああああああ!!“

“さっきから姿が見えないしこれが特定班かな“


「あ、どもっす」


もう怖くて【抹消】連発してたらふっつうに話しかけてきた。変態が


「えっと、、、だれ?」

「特定班」

「何でそんな格好してるの?」

「面白そうだから」

「何で僕さっきから【抹消】してるのに消えないの?」

「俺幽体離脱中。この状態だとあらゆる干渉を無効化してしまうんだって」

「え、チートじゃん」

「でも俺この状態だとスキル使えないし物理的干渉もできないから攻撃不可」

「草」


話しててから気づいた。僕思いっきり声出しちゃってるじゃんって

配信前に設定してたキャラ設定と思いっきり矛盾してることに


「、、、ふぅ。取り敢えず服着て?」


うん、キャラ設定なんてどうでもいい

取り敢えず服を着てもらおう


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昨日ずっと小説書いてて試験勉強しなかったせいで今日の図形のテスト死んだ

悲しみの舞、踊ります


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してくれたら作者が飛び跳ねながら喜びます

ついでに言ってくれたら近況ノートとかでお礼します

強欲な作者からの切実なおねがいだぞ


あと少し遅れたけど更新できたよ、ショコラさんたち

やったね

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