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第2話 キミの志【こころ】

「おはようございます!」

追いかけてみると、「スゴイ!!」弁当が並んでいた!数は、数えるにも多い!100は越えそうな数だ。質問するように走ってきた、ともだちは、

「これ、余ったりするんですか?」

と声を大きくして聞いた。すると、旦那はおそらく、弁当屋の店主だったんだろうに違いない。ただ、困る様子もなく、私たちに言った。

「それはね。余らないんだ。いつも注文を受けてから、配達させてもらうからね」と

。すると、彼女はお腹がすいていたのか、しゃがみこむ。「あー、。余ればもらえると思ったのにぃ~....」

彼女の家は、余り裕福ではない。そのため、彼女の質問はいわば、挨拶に近いのだが、、、今日は少々、かなしさが多い見たい。すると、旦那さんが「向こうでもパンを売ってるから、見てくると良いよ。」と言いながら、みんないい人たちだからね。を言われた気がした。


彼女たちは、パンの売場に向かった。しかし、災難は続く。好きなパンを手に入れたともだちは良いが、私はアレルギーがとても多かった。配慮はうれしいが、それもアレルギーだった。


私は、とても悲しみにくれた。

「店はまだまだあるから、行ってきたら良いよ?待ってるから、荷物も置いていくと良いよ?」

そう言ってもらえることが幸せにも感じる


歩きながら、私はふと、子どもの頃。余り良い育ちじゃなかったな。と思い出してしまう日にもなった。


帰ってくると、なんとつくしの店の方たちは、パンを買ってきてくれた。なんと米粉パンだ!私が小麦アレルギ良いーと知って、、、「???」なぜ?そう、固まった私は、聞こうとするが、

「米粉のパンは家では勝負してないですね!!」

「そうだね、良いのにね全然。」

「今度行きましょ!」

「あの~」

走ってくる知らない人たち。なにか急いでるみたい。


「時間がもうないです!!」

「片付けのじかんですか?」

と後ろから走ってきたグループが数名いた。そして、ともだちも唖然としながら、、、出来事を観察した。

ヒドイ話。盗賊か?と言わんがばかりの早さと、ぎこちない連携。でも、速い。その姿は、とても頭に残る姿でもあった。


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