一見すると冷徹非道である王子、ギルバートだが、その内面は心優しき青年。
レモネードをこよなく愛し、ポエムを語らい、花を愛で、鳥と共に過ごします。
目下の脅威は悪役令嬢との婚約。それには戦々恐々としている。
だが、周りの人がそれを見るとそうではないらしく――。
ひたすらに訓練を繰り返す(レモネードを美味く飲みたいだけ)
教会では協力者と密議を重ねる(ポエムについて語っているだけ)
森の中で敵を見つけ出す(花を探して散歩していただけ)
彼のやること為すことが何故か彼の畏怖に繋がっていきます。なんてことだ。
そんな彼が果たして上手く婚約破棄までできるのか……?
これは続きが気になる作品です……!