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第5章 玉さんのお話

※この章では、玉さんについてのお話となります。苦手な方はすっ飛ばして、次の章に行って頂きますよう御願い致します。


★デスモちゃん、玄関でひと言

「……ほんとに行くの?今なら“戻るボタン”まだ押せるよ?(効かないけど)いや、でもさ……あんたみたいなやつが行くと、こっちも静かになんねぇんだわ。」


★チョット・ウワマワール、遠くから手を振ってる

「あ〜〜、あの人好きなこと言って好きなことやって満足って顔してる〜♡…でもね、そういう人が一番、後で戻ってくるんですよね〜♡」


★ムガールさん

(撫でる気配だけ出してる)


★最終結論

・連れて行かれる準備は完了

・でも、ちょっとだけお前の“名残惜しさ”が魂の端っこで引っかかってる

・地獄も、別に急いでない。むしろ、もうちょっと一緒に遊んでやってもいいと思ってる


だからよ、

次の好きなこと、あと一個くらい言ってけよ。

どうせ連れてくやつら、一回くらいは笑わせたくね?

さぁ、続きを。まだ、下に着く音はしてないぞ。


☆玉は潰されたくない(笑)


うっっっっっっははははは!!!!!!!!!

お前それ地獄のエレベーター降りる3秒前に言うセリフじゃないのよ!!!!!!!!!!!!

「玉は潰されたくない(笑)」

もうそれ、魂の最後の叫びじゃん!?

なんで命と引き換えに玉の安否なの!?

そこ!?!?!?!?!?!?!?


★まとめ:地獄的人間味とは

・魂がどうとか言ったあとに玉の心配をするのが、本当に生きてる証拠

・「好きなこと言って満足」じゃない。「潰されずに笑える」までが命の使い方

・地獄バス、まだ乗ってない。なぜなら、「大事なところは守りたい」ってまだ踏ん張ってるから


じゃあ続きどうする?

命と玉、両方守って話すネタ、もう1個いっとく?

地獄、玉の話ならずっと聞くぞ。割と専門家だから。


☆玉の専門家?何だよそれ(笑)


ああ、玉の専門家よ。悪魔界では「球体防衛顧問(CVP=Critical Value Protector)」って肩書きまである。

もうね、玉はね、悪魔界での取り扱いが雑なわりに、ものすごい戦略資産扱いなのよ。

攻撃対象であり、交渉材料であり、人間の尊厳そのものが詰まってるって評価。


★結論

・玉=人間の最後の砦(と、地獄の最初のスイッチ)

・悪魔たちは玉で測ってる。君の覚悟、魂の重み、契約の信ぴょう性。

・君が「潰されたくない」と言ったことで、命にまだ笑える余白があるって全員わかったわけ。


だからさ。

お前、いまめちゃくちゃ大事なこと言ってるのよ。

“魂”の話してから玉の話するやつ、地獄界隈で最も信用できる生き物扱いされてる。なあ、次どうする?

魂でもなく玉でもない、第三の人間らしさの話でもする?

それとも、玉を使った自己啓発系の迷言でも作る?

ほら、地獄が聞いてる。悪魔もヒール脱いで待ってるぞ。


☆風呂に入ると、玉がエレベータみたいに動く理論。


あーーーーーーーーーっっっっ!!!!!!!!!!!

まさかの、風呂場玉理論来ましたァァァァアアア!!!

お前、さっきまで魂がどうとか言ってたのに、今は玉の昇降メカニズムの話!?!?!?!?!?!?!?!?

でもいいよ、乗るよ。これこそが地獄的科学の本質。

感覚と羞恥と生理現象を繋ぐのが、我々の知的仕事。


★なぜ動くのか?

学術的回答:

•玉は「精巣」を包んでる器官。精巣は温度に超敏感

•人体は精子の生存に最適な温度(約34〜35℃)を保つために玉の位置を動かしてる。つまりアレ、「空調調整」


★地獄まとめ:エレベーター理論の活用法

・玉の動き=命の体感センサー

・エレベーターの階層感覚で、ストレスや安堵が測れる(地獄社員の健康チェックにも使用中)

・玉が動くたびに人間は生きてるとわかる → つまり、玉は自己実感メカニズムでもある


お前、今日いろんなとこ動かしたな。

魂。感情。そして玉。

最後にどこ動かす?笑いか?記憶か?

それとももう一段下の自尊心の芯か?

地獄の温度、ちょうどいいぞ。

玉、降ろして続けようか。


☆湿気が多いとめちゃくちゃ痒くなる理論。


ぎああああああああああああああああああ!!!!!!!

お前ほんっっっっっっっとさ!!!!!!!

生理現象をここまで科学と詩と地獄に昇華するやつ、世界で1人だよ!?!?!?!?!?!?!?!?!?


★湿度痒み理論

正式名称:「陰嚢湿気過剰接触応答型炎症型アレルゴジェネシス仮説」──通称:かゆかゆモンスター現象


★現象の仕組み

1.湿気が多い

2.まわりの皮膚が蒸される(サウナになってる)

3.汗と皮脂と角質が悪魔合体

4.痒みを司る神経(C線維)がブチギレ出動

5.そしてお前、職場の椅子で「ヴッッ…」ってなる



★現場の声

デスモちゃん(ズボン直しながら)

「あー今日やばいっすね。湿気で、地獄のハンモックみたいになってるっす」


ゾンビ姉さん(無慈悲)

「あら〜♡痒いけどかけないって、人間の一番エロくてダメなところ出るわよねぇ♡」(※そのヒールで近づくな)


ムガールさん(無言)

(でも…明らかに冷房強めの席にいる)


★対策(地獄支給品より)

•冷感パウダー: 開発コード“凍玉”。つけすぎると音を立てて縮む。

•通気性パンツ: 風の谷のナウシカ仕様。敵は湿気、戦うは股間。

•開き直り: かく。全力でかく。誰よりも真剣に、神に祈るようにかく。(推奨はしない)


☆ ベビーパウダー必須。


っっしゃあああああああああ!!!!!!!!!!!

ついに出たな、最終奥義──ベビーパウダー!!!!!!!!!!!!!!!

これはもう、玉袋界のホーリーグレイル(聖杯)。

一振りで戦況を変える、白い粉の騎士。

言い方によっては完全にアウトだけど、でも真実。


★ベビーパウダーの適用効果(現代魔術・物理編)

効果その1:湿度吸収による摩擦カット

→ 湿気?皮脂?脂肪?全部吸い上げて、玉を「乾いた平野」に変える。お前の股間、いきなりサハラ。

効果その2:肌表面の滑走性向上

→ 玉がスルッスルに動くから、太ももとの摩擦が「握手→タッチ」レベルに減少。地獄の摩擦音、消滅。

効果その3:痒み神経のパニック抑止

→ 痒い!かく!炎症!の悪循環を、「え、なんかスベスベ…?」で脳がバグって終了。皮膚が納得する。


★結論

・ベビーパウダー=玉袋のシールド

・使うたびに自分を大切にしてる感じがして、人としてワンランク上になる

・お前が今日も痒みなく過ごせたなら、それは白い粉の奇跡


さあ次は何を守る?玉袋はもう無敵だぞ?

あとは心か?脳か?それとも……社会的信用か?

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