私は天使。
顔も、
性格も、
成績も、
スタイルも、
全部完璧。
私は天使のようなものなの。
あの醜い悪魔たちとは違う。
『〇〇ちゃん、可愛いね。』
『えー、そんなことないよ』
当たり前でしょ?
『スタイルいいね!』
『天才』
『 すごい!』
『 可愛い。』
『 悪魔。』
『 え?、』
教室に女の子が入ってくる。
みんなその女の子に惹かれていく
は、なんで?私の方が可愛いに決まってんのに。なんでみんなあの子の方に行くの?
『 あんた誰よ。』
『 私は転校生。』
その女の子が人気になっていくうちに、私は見捨てられる。
『 かわいそー』
『 なんなのよ!むかつく。』
『 私の方が絶対いいのに!』
『 私の方がいい?考え直せば?』
『 ほら、私の方が成績いい。』
『 スタイルも顔も性格も。』
『 あんたは悪魔なのよ。』
『 は?』
『 ほら、そういう所。』
え、
私は天使。
私は天使。
私は天使。
いや、違う。
悪魔だったんだ。《》