美沙は佑太と夢の関係がものすごく気になっていた。

「ね…ねぇ、夢ちゃん」

「んー？どしたの？」

「あのさ、平山君と夢ちゃんの関係ってどんな関係なの？」

「あ、もしかして佑太の事気になってる？」

「い…いや？そんなことないよ？」

「めちゃくちゃ動揺してるよ。ま、無理もないか。あいつ、めちゃくちゃ明るい性格だから結構人気なんだよね」

「そうなの？」

「うん。あいつは知らないけど、実はあいつのファンクラブがあったりするのよ」

「…アイドル？？」

「ただの一般人だよ」

「夢ちゃんと平山君って、付き合ってるのかと」

「美沙ちゃん。私には彼氏いるからあいつとは付き合えないよ。というか、美沙ちゃん、あいつの事、好きなんだね！私がフォローしてあげるから思い切って告白しちゃいなよ」

「それは…」

「よしっ、美沙ちゃんの告白大作戦だ！！」

こうして、仲良くなった、夢は美沙の為にあらゆる手を、考えることに。

美沙は夢と佑太の関係を知って、ホッとした。