魚住真琴
異世界ファンタジースローライフ
2025年08月12日
公開日
17.4万字
連載中
「ちょっと先生、これぐらいの傷、回復魔法で治せるでしょう? どうして治さないんですか。仕事の怠慢じゃないんですか!」
「お母さん、子どもの身体は成長途中で不完全です。いくら完璧な回復魔法を使えど、子どもの成長に毒である可能性があります。なので自然治癒が一番いいのですよ」
冒険者には冒険者の常識がある。
けれどその常識は子育てには通用しない。
むしろその常識が毒になることがある。
子育て。
それは日常。
けれどその日常は決してたやすいものじゃなく、数々の苦労が伴うもの。
その苦労を助けるのが<アンファン>に勤める私たちの仕事です。
※裏にて40万字以上すでに書き上げている作品ですので、40~50万字で完結予定の作品です。