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物語8「カメラ」

 1題目「呪い」


 彼女が言うにはこのカメラをシャッターを切ると呪われるらしい。

 ふむ試しに撮ってみるか。

 僕は試しに部屋にあるリンゴを撮ってみた。

 …………。

 何もおこらない。

 写真は一見普通のリンゴである。

 試しに写したリンゴを食べるとシャキシャキとした甘味があるリンゴだった。


 呪い 終



 2題目「呪い」


 彼女の手料理である肉丼を作ってもらった。

 ふむ。美味しそうだな。

 早速カメラで撮影した。

 彼女は早く食べてよと急かすがその時彼女にカメラが写りこむが僕は気にしなかった。

 では、早速いただこう。

 ふむ。なかなかの手料理だな。


 呪い 終


 3題目「呪い」


 早速、彼女の手料理を平らげるとまた小腹が空いたので冷蔵庫から漁る。

 すると、彼女が文句を言ったので仕方なしに僕の手料理を作る羽目になった。

 そこで忘れずに記念撮影した。


 呪い 終


 4題目「呪い」


 お腹一杯になった。

 彼女も一杯になった。

 そこで僕は丸ごとの豚を使った豚の丸焼きを作る。

 そこにいろいろな香草などをつめて専用のオーブンで焼くのである。

 いい香りがする。

 僕は忘れずに作業中の行為をカメラでシャッターを切るとすぐ停電して真っ暗になったが途中彼女がブレーカーをあげてくれた。


 呪い 終


 呪いへ続く

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