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物語7「お賽銭箱」

 1題目「五円玉」


 僕はお賽銭箱に五円玉に願いを込める。

 なんでもご縁がありますようにと……。

 すると次の日にご縁があり彼女を作ることができた。


 五円玉 終


 2題目「五十円玉」


 俺の彼女が別れてしまった。

 復縁したいがもうすでに彼氏がいる。

 ならば次の彼女はご重縁あるようにと……洒落だからな。

 すると次の日、俺に新しい彼女ができた。

 しかし、彼女は愛が重かったので現在彼女の家に拘束されている。


 五十円玉 終


 3題目「五百円玉」


 なんでも噂にご縁があるというので私は五百円玉を投げてみたがそれでも彼氏が作ることはなかった。

 それが私が百歳になるとようやく彼氏ができたがそのままぽっくりと亡くなった。


 五百円玉 終


 4題目「五千円札」


 俺様の両親はご縁がある神社で結ばれた。

 俺様はいつか彼女を作ろうとして奮発して五千円札をお賽銭箱に入れた。

 するとどうか。

 出会いはあったが全て俺様に殺されてしまった。

 そこで奇遇かこの神社の神主となり、俺様がご縁がある奴を叶えさせてやっている。


 五千円札 終


 五円玉へ続く

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