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暁の光
暁の光
ツキノリコ
恋愛夜の世界
2025年08月25日
公開日
5.2万字
完結済
私の夜はきっと明けない… 学校では女子生徒の陰湿ないじめに遭い、家では義理父に性的虐待を受けている… もう、死んでしまおう… そう思ってTwitterで安楽死を検索しようとした… その時、1通の通知が入った。 その仕事に私は最後の希望を託して、家を出た… 甘く…辛く… 私の心は甘い甘い香りに溶かされ、溺れさせられる… 彼は、暁… 夜の暗闇の中の私の朝… 朝日の美しさも、日の暖かさも、全て彼が教えてくれた… だから、彼を待っている… ずっと… ずっと…

第1話 闇からのTwitter

明けない夜は無い。

そんな言葉を何処かで聞いた事がある気がするけれど、私の漆黒の夜はきっと人生最後まで明けないんだろう。


そんな気がする。


私の名前は、瓜生夜宵うりゅうやよい

名前からして呪われてる気がするけど、付けたのは私じゃないので、どうしようもない。


高校2年生の、17歳。


青春真っ盛り!

の筈が…


学校では、激しい女子からのいじめに合い、家では義理父から性的な暴力を受けている。


地獄だ…


真っ暗闇で何も見えない…


私は学校で、靴を隠されたので、保健室のスリッパを履いて家に帰っている。

だけど、家に帰れば義理父が…


もう、死んじゃおう…かな…?

そう思って、久しぶりにTwitterの画面を開いた。

どこかに、安楽死でもさせてくれる人居ないかしら?


Twitterを開けると、ビジネス系の通知が溜まっていたので、全部削除した。


すると、また、一件の通知が…


『なんなの…?

しつこいな。』


そこには、こう書いてあった。


履歴書不用。

住所無しOK。

エロ系なし。

年齢制限無し。

前金で5万円。

報酬は前金と合わせて10万円。


あや…し…い…よね?


でも、だけど…


この現実から逃れたい…


暖かく明るい太陽に照らされる、そんな日が来るなら…


私はその通知に返信した。


そして、それが、全ての始まりだった。









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