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第61話 WHY?

秋葉原に着くと、本屋やフィギュアショップ、ゲームショップ、メイド喫茶などが立ち並び、オタクばかりとすれ違った。


「Why〜?

なぜ、チェックシャツを着てるんですかぁ?」


ユウシャンさんは、チェックシャツを着たオタクを捕まえてそう尋ねた。


「ユ、ユウシャンさん!

失礼でしょ!

すいません!」


私は重たいユウシャンさんを引きずって行く。


「おふぅ!


コスプレーヤー、デスネっ!!!」


ユウシャンさんが興奮して見ているのは、エロ水着で身体を露わにしたピカチュウのコスプレーヤーだ。


暁さんも、立ち止まって携帯で写真を撮っている。


ふ、ふ、ふんだ!

な、なによ!

ちょっと胸は大きいかもしれないけど!


「もう、いやらしいんだから、2人とも!

それだったら、オタクも写真に撮りなさいよ!」


私は言う。


「おっ、ユウシャン、キューティーハニーのコスプレーヤーが来たぞ!

おー!

胸でけぇ!」


暁さんも、ユウシャンさんも、私など眼中に無いようだ。


ユウシャンさんなど、動画を撮っている。


「も、も、もう!

置いて行くわよ!!!」


「そう、怒るなよ。」


暁さんが言う。


「ほんっとエロいんだから!」


「まぁな。

サンキュー。」


「褒めてないっっっ!!!」


ユウシャンさんと暁さんは笑っている。


ユウシャンさんは、ガチャを50回も回して、台湾へのお土産だと言って袋に入れた。


漫画も買い、フィギュアも買い、ゲームソフトを買い、満足したユウシャンさんを連れて、私と暁さんはヘトヘトになって帰った。


そうして、ユウシャンさんが日本から帰国する期限が近づいていた。






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