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第9話

お久しぶりでございます。


出店の際は大変お世話になりまして…」


「あぁ、久しぶりですね。

ちょっと長居するかもしれないけど、いいかな?」


「どうぞどうぞ、何時間でも!

あ、お飲み物は?」


「僕はホットコーヒー。

彼女にはホットココアを。」


彼は言う。

調月…さん…って言うんだ。


彼の言う通り社長なのは間違い無さそうだ。


「あぁ、ごめんね。

それで、僕は調月護(つかつきまもる)と言うんだけど、さっきも言った通りIT系の会社の社長をしています。

まぁ、他にも出資してる分野ば多岐に及びますけどね。


君の名前は?」


「…江波芽依香です。」


「そう、江波さんですか。

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