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第8話

「とにかくここじゃ寒すぎてまともに話も出来ません。

中のカフェにでも入って話をしましょう。


その話が終わった後で、死ぬがどうか考えれば良い。」


その人は右手を差し出した。


私は…


その右手を震える手で取った。


エレベーターの階が下がって行き、2階に着いた時、彼はエレベーターを止めた。

エレベーターの入り口を押さえて、私に降りるようにサインした。


2階には広いカフェがあり、その男性はカフェの店員に1番奥の席に座りたいと伝えた。


すぐに私たちば1番奥の席に通された。


そして、すぐにカフェのオーナーが出てくると、その男性に挨拶した。


「これは!

調月(つかつき)社長!

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