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第79話

次の日、朝スウェット姿で朝食に降りて行く。


「今日はエンゲージリングを買いに行きますから、指輪に負けないような華やかな格好をしてきて下さい。」


「はいはい。」


私はミルクティーをすすりながら、適当に返事をする。


はぁ…

また、高級生活に出戻りかぁ…


普通だったら喜ぶ所だが、私の心境は首輪とリードで繋がれた猫のようなものだった。


私は朝食を食べ終わり、自室に戻ると総レースのワンピースを選んだ。

これなら文句あるまい。


ふと、値札を見ると、15万と記載されていた。


どこのデザイナーの服なのよっ!?


私は心の中で毒づいてワンピースを着ると、髪をお団子にまとめあげた。

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