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第80話

パールとダイヤモンドが入ったイヤリングを付け、これで完璧なはずだ。


私はリビングに降りた。


「完璧に美しい。」


「はぁ…」


私はその言葉にため息をつく。


「最高の褒め言葉を言っているのに、ため息なんですか?」


「こんな所に閉じ込められたら、ため息しか出ないわよ。」


私は嫌味を言う。


「じゃ、行きましょうか。ニコッ」


調月さんは私の言葉を軽くスルーすると、そう言った。


都内の老舗宝石店に到着すると、オーナーと店員が外に並んでお出迎えする。


やだやだ、どっかの国のロイヤルウェディングみたいだわ…

最悪…


私はそんな事を思いながら、調月さんに続きリムジンから降りた。

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