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第95話

家に帰り着くと、私は食材を冷蔵庫に入れて料理を始める。


「調月さん、手伝ってください。」


「えぇ!?

僕も料理するんですかぁ?」


「当たり前でしょ!

タダでご飯が食べれると思ったら大間違いですからねっ!


とりあえず、お米洗ってくれます?」


「はいはい。」


その間に私はハンバーグのタネを作る。


しかし、隣からシャボン玉が飛んできて、私はハッとして調月さんを見る。


お米が泡立っていた…


「調月さん!

どうやってお米洗ってるんですか!?」


「どうって…

洗剤で丁寧に一粒一粒…」


調月さんは洗剤を米に入れる。


「馬鹿っ!

お米は水洗いですよ!」


「えぇぇぇぇぇ!?

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