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第101話

目を覚ますと、最初の頃過ごしていたタワマンのベッドの上だった。

ただし、私の手足には長い鎖の枷がつけられている。


「お目覚めですか?」


調月さんはベッドの側の椅子に座っている。


「あなただったのね…!?

私をストーカーしていたのは!?


ち、ち、近づかないで!!!」


「悲しいですねぇ。

僕はこんなにもあなたを愛しているのに…


あなたは僕の愛を踏み躙りストーカーとして警察に通報した。

そんな事をしなければ、ヤクザを使って脅したりしなくて済んだのに…」


調月さんは言う。


「私を…

どうするつもりなの…?」


「この鎖、ちょうどこの部屋全体まで伸びるんですよ。

お風呂もトイレも行けます。


ただし…

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