目を覚ますと、最初の頃過ごしていたタワマンのベッドの上だった。
ただし、私の手足には長い鎖の枷がつけられている。
「お目覚めですか?」
調月さんはベッドの側の椅子に座っている。
「あなただったのね…!?
私をストーカーしていたのは!?
ち、ち、近づかないで!!!」
「悲しいですねぇ。
僕はこんなにもあなたを愛しているのに…
あなたは僕の愛を踏み躙りストーカーとして警察に通報した。
そんな事をしなければ、ヤクザを使って脅したりしなくて済んだのに…」
調月さんは言う。
「私を…
どうするつもりなの…?」
「この鎖、ちょうどこの部屋全体まで伸びるんですよ。
お風呂もトイレも行けます。
ただし…