「じゃあ授業はじめま~す、号令!」
「起立!お願いします。」
おねがいしまーす
私は××中学校の理科教師『
「じゃあ教科書120ページ開いてーじゃあ今から反射速度について実験しようと思います。君たちの体でね!じゃあA男くん、前に出てくれるかな?」
「えーしょうがないな・・・」
「ここ座ってね、じゃあ行くよ…せーの」
コンッ
「わぁ!先生凄い!足が勝手に動いた!」
「すごいだろ、ハハハ。じゃあみんな2人でペア作ってやってみ」
わぁー! すげー 勝手に?!
「じゃあ授業はここまで!挨拶」
「ありがとうございました」
ありがとうございました
「ふぅ、この後は次の単元の実験か…ちゃんと安全にできるようにしないとな。この物質とこの物質をまぜて、加熱させると…」
ボカンッ
「えっ?!」
バチン パチン ブォォォォ
「火が…出口ももうふさがれてる?もう人生終わりか。お母さんと同じところに行くのか、ありがとう生徒たち」
バタンッ
…
「先生!先生!火が!淀川先生!酒本先生が!消防に連絡を!」
「え?!はいっ連絡します!119っと」
ぷるるるるるるるるるる
「はい。119番××消防局です。火事ですか?救急ですか?」
「どっちもです!」
「活動しているあなたの場所は安全ですか?」
「いいえ、火が5M先ぐらいに燃えています!」
「ならばできるだけ火から離れてください、消防車、救急車を向かわせる場所を教えてください」
「場所は、○○市××中学校第3理科室です」
「場所を確認しました。消防車及び救急車を向かわせました。何が燃えていますか?」
「第3理科室の実験したところから出ているようです」
「その部屋の中に逃げ遅れていたり、自力で動けない人はいますか?」
「はい。教師1名が中にいてもう出口をふさがれています。そしてもう倒れています」
「そろそろ到着すると思いますので情報は共有していますが質問されたら答えてください。とりあえず身の安全を守ってください」
「ありがとうございます」
「消防です。中を消火及び救出してきます」
「お願いします!」
ー30分後ー
「残念ながら火は消せましたが、中の方はもう燃え尽きていました」
「酒本先生…」
「救出できずに申し訳ありません!その方のために何かできることはありませんか?」
「ないです、ありがとうございました」
ーそのころー
「ん、んんぁ。ここは?」
「あら!起きてくれましたか?勇者ミツヒロ=サカモトさん!」
「みつひろさかもと?」
「あぁ、説明し忘れてましたね。私は異世界渡航窓口の受付嬢のプッチーニです!勇者ミツヒロさんは
「すいません、異世界って何ですか?」
「あらっ知らないんですね。今
ふむ若者はわからんな。異世界、どんな植物や生物がいるのだろうか。
「そこで3つ選択肢を与えましょう。
1つ目。さっき言ったように異世界に渡る。どの世界にするかは選択いただけます
2つ目。
3つ目。この異世界渡航窓口で働く。金貨などはもらえませんが衣食住はしっかりとあります。
さてどれにしますか?」