筆鼬
現代ファンタジー都市ファンタジー
2025年08月31日
公開日
8,145字
連載中
場所は東京都あるきの市。そして秋川渓谷のすぐそば。
そこに在るのは厳かな【磐座神社(イワクラジンシャ)】。
宮司(神社の代表者)は《細石八千代》というお婆さん?嫗巫女(オウミコ)?
それと神々と言葉を交わし、語らうことができる【幻実師】…とは?
この神社に集まり生活を共にするのは、見た目は4歳から17歳ほどの子どもたち。
子どもたちは、天津神(アマツカミ)の生まれ変わり。
神への信仰を忘却し自堕落した人の世を滅し戒めさせよと、国作神々(クニヅクリノカミガミ)より転生を命せられた【半神子(オミコ)】。
けれど今は、与えられたその「滅戒遣命の記憶」を甦らせる前の状態。
そしてそれを具現させまいと、宿した命を封じているのがこの古神社の務め。
語りは、この神社の新しい社人《穂積智成 ホヅミトモナリ》。
総じて主人公となる半神子は《社造漆鹿毘古ヤシルヌウリカヒコ / ウリカ》と《早雲月露比売 サクモツクツユノヒメ / ツクツユ》の二人。
尊き高天原の神々の判断【壊滅再生】を《神の意思=正義》とするなら…。
それを妨害し阻もうと企む【八千代様】や【半神子たち】は………《悪?》
注1) 作者である筆鼬は、今まで一度も神道の学問には関わってきていません。全てインターネットや検索エンジンなどを駆使して知識を得たうえで、そこに自己解釈や独創をも混ぜて作品を作っています。神道を学んだ方から見たら、実際は至極めちゃくちゃかもしれません。
注2) 作品中に出てくる神名や巫女名などは、そのほとんどが史実にない【筆鼬創作】です。インターネット検索しても詳細などは出てきません。つまり社造漆鹿毘古や早雲月露比売、風霊(カセタマ)や雨霊(サメダマ)なども筆鼬独自の創作です。
注3) ストーリー内に出てくる自然災害や事象、対峙(半神子たちの戦い)なども、詳しくは説明できませんが事実と虚構とが混ざっています。また現実を陥れる目的などは一切ありません。