追放された公爵令嬢は辺境の地で大成し、祖国に復讐を誓う
ゆる
異世界恋愛悪役令嬢
2025年09月06日
公開日
4.3万字
完結済
婚約破棄。無実の罪。そして――追放。
公爵令嬢ヴァレリア・ド・カサノヴァは、王太子とその愛妾の陰謀によってすべてを奪われ、辺境の荒野へと追放された。
死を覚悟した彼女を救ったのは、貧しい辺境領の若き領主レオネル。
何もない土地で再び立ち上がったヴァレリアは、かつて王都で培った知識と才覚を武器に、農地改革、鉱山開発、交易路整備――次々と領地を立て直していく。
しかしその裏で、王国は崩壊の危機へと突き進んでいた。
無能な王太子による浪費と増税、現れる魔物騎士団。ついに王都は彼女に救援を求めて頭を下げるが――
「今さら私に助けを求めるなんて、どの口で言うのかしら?」
これは、すべてを奪われた才女が辺境から逆転し、
王太子と愛妾に**華麗なる“ざまぁ”**を叩きつける大逆転物語。
そして、彼女を信じ支え続けた青年との、あたたかく真っ直ぐな恋のゆくえも――。