VRゲームだと思って始めたら、ガチの宇宙戦争だった件について
オテテヤワラカカニ
ゲームVRゲーム
2025年10月03日
公開日
1万字
連載中
VRゲームに青春を捧げる高校生ゲーマー、春夏冬 秋人(あきなし あきと)。
あらゆるゲームをやり尽くし、退屈を持て余していた彼は、夏休みを目前にして一つの怪しげなVRゲームと出会う。
【アカウント再作成不可】
【運営は一切の責任を負いません】
そんな挑戦的な規約に惹かれ、彼がログインした『ギャラクティック・フロンティア』。
しかし、そこで与えられたのは、廃棄寸前のポンコツ義体『ジャンクハウンド』だった。
チュートリアルもなく、いきなり始まる死闘。
謎の怪物、助けを求める少女。
理不尽なまでの難易度に「クソゲー」と悪態をつきながらも、アキトはゲーマーとしての魂を燃やし、その卓越したプレイヤースキルで窮地を乗り越えていく。
だが、彼はまだ知らない。
ゲーム内での死が、誰かにとっての“現実”であること。
そして、この“遊び”がやがて自らの現実世界をも侵食していくということを――。
これは、一人の天才ゲーマーが、暇つぶしに始めた“リアルすぎる”戦争ゲームの真実に立ち向かう物語。