パレット太郎
文芸・その他純文学
2026年01月05日
公開日
3,528字
連載中
第七戦。
シリーズは、三勝三敗のタイに持ち込まれていた。
ギリギリの戦いを繰り返してきたビクトリー・オーシャンズは、
一点リードのまま、最終回・二死満塁という最悪のシナリオに立たされる。
バッターは、猛打賞・今日すでにホームラン二本の“デンジャラスクライシスの四番”――立花将一。
マウンドに呼ばれたのは、シリーズ全試合登板の鉄腕、松原将人。
疲労、重圧、読み合い、信頼、狂気……全てが交錯する最終決戦。
これは、ただの一球で終わる話ではない。
これは、「たった一球にすべてを懸ける」者たちの物語。
最後のマウンドに立つのは誰か。
最後の球を受け止めるのは誰か。
そして、その一球を、打つのは――。