三歳で超財閥の養女になり、植物の声が聞こえるようになった
なみ つるた
現実世界現代ドラマ
2026年01月07日
公開日
7.2万字
連載中
ある雨の夜、東京の路地で震えていたのは、たった三歳の少女・柊雪(しゅき)だった。母を亡くし、生父からも捨てられた彼女を拾ったのは、冷徹無比と謳われる超財閥・一条グループの若き総帥、一条冬夜(いちじょう とうや)だった。
白金台の広大な屋敷に連れられ、初めて知る「家族」の温もり。しかし、雪には誰にも言えない秘密があった。彼女は、花や木々の“声”が聞こえるのだ。その力は時に、悪意ある大人たちの企みを、彼女だけが知ることとなった。
名門幼稚園でのいじめ、社交界での醜い中傷、そして姉妹のように思う従妹・楓の命の危機――。雪は、自らの“特別な力”と、一条家という圧倒的な後ろ盾を得て、全ての困難に立ち向かっていく。やがてその力は、単なる“会話”を超え、人をも癒すほどのものへと目覚め始める。
「雪は、俺の娘だ。誰が彼女に刃向かおうと、許さない。」
冬夜の絶対的な守りの下、雪は愛に包まれながら成長する。捨て子から、一条家の宝石と呼ばれるまでに。これは、一つの出会いが、すべてを変えた物語。