婚約者のポケットから出てきたコンビニレシート(ゴム2箱)で婚約破棄。北海道に逃げたら、警察署長に溺愛されています
ゆいぽん
恋愛現代恋愛
2026年01月09日
公開日
3.9万字
連載中
結婚まであと3時間。彼のスーツから一枚のレシートが落ちた。
【コンドーム12個入×2箱・ローション×1】
「その日、あなた福岡出張って言ってたよね?」
問い詰めると、彼は逆ギレ。
母は「男の浮気くらい我慢しなさい」。
家に戻れば、親友が私のソファで寛いでいる。
――ああ、9年間、私は何を見ていたんだろう。
その日のうちに荷物をまとめ、日本最北端の離島へ。
雪の降る礼文島で出会ったのは、誠実な警察署長・四柳伊吹。
「あなたは何も悪くない。ゆっくり休んでください」
彼の優しさに触れるたび、心の傷が癒えていく。
やがて芽生えた恋。プロポーズの言葉は――
「一生、あなたを守らせてください」
5年後、東京で元婚約者と偶然再会。
落ちぶれた彼が「やり直そう」と縋りついてきた。
私は夫の腕を取り、娘の手を引いて、笑顔で答えた。
「ごめんなさい。もう、あなたのことは覚えていません」