白羽瀬理宇
異世界ファンタジースローライフ
2026年01月23日
公開日
2万字
完結済
リカルドは冒険者ギルドの事務員だ。
目立った才能も野心もない、どこにでもいるただの男――表向きは。
しかしリカルドの前世は、世界最強の剣士だった。
その強さゆえに、凶悪な冬の魔物との戦いを余儀なくされ、失意の中で生を終えた。
強すぎるが故に孤独だった前世と、
魔物との戦いで魂に刻まれた呪い。
今世こそは“ふつうの生活”を守り抜くため、
リカルドはそのすべてを隠しながら暮らす。
そんな彼の元に、ある日、フユグモと名乗る魔法生物が転がり込んでくる。
どこか図々しく、どこか鬱陶しいフユグモ。
その正体は、リカルドが前世で倒した冬の魔物?!
前世の呪いが紡ぐ、奇妙な縁。
それは同情か、それとも友情か。
リカルドとフユグモの、
ちょっとおかしくて、少し寒い日常がはじまる。