クズな夫に捨てられた私を拾ったのは冷徹と噂の若頭だった
月姫乃 映月
恋愛現代恋愛
2026年05月17日
公開日
3,210字
連載中
結婚三年目。
主人公・真嶋美月(旧姓・白石美月)は社長である夫・真嶋圭吾に尽くし続けていた。
だがある日、夫は若い女と腕を組みながら言い放つ。
「お前もういらない」
しかも不倫相手は、関東最大級の極道組織《黒瀬組》が仕切る高級店“クラブ・レイラ”のNo.1キャバ嬢だった。
夫はその女に入れ込み、店の売上金にまで手を出していた。
その額数千万規模の横領。
当然黒瀬組が黙っている訳もなく粛清に動く。
すべてを失い、雨の夜を彷徨っていた美月に声をかけたのは、黒瀬組若頭・九条蓮。
“冷酷無慈悲”と噂され恐れられる男だった。
「お前の夫を回収しに来た」
だが――。
夫はすでに姿を消していた。
しかも、その裏では敵対組織《黒蛇会》が暗躍していた。
黒蛇会は、黒瀬組のシマを奪うため、横領事件を利用して内部抗争を引き起こそうとしていたのだ。
さらに美月はまだ知らなかった。
夫が持ち逃げした金だけではなく、黒瀬組の様々な情報まで盗み出していたことを。
裏切られて捨てられた女。
冷酷な若頭。
極道抗争の火種。
地獄の底から始まる、危険で甘い溺愛復讐劇。