夜宵
ホラー怪談
2026年07月24日
公開日
8,566字
完結済
汐那の父は、会社の同僚で家族ぐるみで親しくしていた
親友・好花の母との不倫を疑われ、社内で問題となり
地方への転勤の辞令が下りたため家族で引っ越す事に。
好花は先回りして自分に都合がいい作り話を吹聴し、
汐那は学校で孤立、不登校になった事がトラウマに。
新たな街に着くも、不安でざわつく心を鎮めようと
宛もなく歩いていると、気が付けば神社の前にいた。
そして、目に止まったある狐の置物と好花の姿が
重なって見えてしまい、思わず手が出て割ってしまう。
すると突然、金魚の飴細工屋という屋台が出現した。
店主は、好きな金魚飴を一つ選んで金魚鉢に入れて
「ある日にち」まで必ず毎日一回水を入れ替えれば 狐の置物を割った罪から赦されると告げられる。
毎日言われるがままに水を入れ替える汐那。
しかしこれは狐への贖罪ではなく、
汐那が犯した別の罪に対しての救いの手だった。