「不倫女」と捨てられた私、六年後に夫の子連れで戻ったら――後悔した夫が溺愛暴走
プクチ
恋愛結婚生活
2026年09月17日
公開日
17.3万字
連載中
六年前、さやかは思いがけず一夜を過ごしてしまった。
達也は彼女を「不倫女」だと責め、離婚届を突きつけて家から追い出した。しかも、さやかには一銭も渡さず、すべてを奪った。
それから六年。
子どもたちを連れて戻ってきたさやかを見て、達也は彼女の隣に立つ、自分そっくりの小さな男の子に目を奪われる。
そして、ようやく気づいた。
六年前の「不倫相手」が、ほかでもない自分自身だったことに。
達也は後悔と驚き、そして隠しきれない喜びに襲われる。
以来、冷徹なエリート社長は一変した。さやかにまとわりつく甘えん坊と化し、毎晩のように彼女のベッドへ潜り込もうとする。
そんなある日、さやかが別の男と結婚すると聞いた達也は、ホテルへ乗り込み、結婚式の会場をめちゃくちゃにした。
「お前の夫はまだ死んでないんだぞ!」
その場にいた全員が、あまりのことに目を見開く。
長男は呆れたように首を振った。
「こんな男、僕は知らない」
次男は嫌そうに目を覆う。
「恥ずかしすぎる。見てられない、ほんとに見てられない」
三男は心配そうに呟いた。
「……パパ、今夜ママに怒られるよ」
四男は眉をひそめ、顔をしかめたまま。もはや言葉もない。
ただ一人、ドレスを着た末娘だけが達也のもとへ駆け寄り、彼の裾をぎゅっとつかんだ。
小さな首をかしげ、愛らしい声で尋ねる。
「パパ、ママは花嫁さんの付き添いになっちゃダメなの?」
達也、史上最大級の公開処刑が決定――!