結婚記念日に離婚を告げられた私は、植物状態だった御曹司に溺愛されています!?
白亜一華
恋愛現代恋愛
2026年09月27日
公開日
2万字
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「陽菜。離婚しよう。」
「……何故?」
葦原竜星と葦原陽菜の八年目の結婚記念日に告げられた【離婚】。
しかし陽菜は知っていた。
異変は七年目の結婚記念日の事。
竜星が早く帰って来られるように、竜星の溜まった仕事を前日に全て処理した陽菜。
そして結婚記念日当日。
陽菜は病院で妊娠を告げられた。
そしてその日、気合をいれて豪華な料理を準備して待っていたが、竜星は帰ってこなかった。
そして陽菜は知る。
竜星はその日、豪華客船を貸し切り、花火を盛大に打ち上げていたという事を。
しかしそれは陽菜の為ではなく、腹違いの妹、朱里の誕生日を祝う為だった。
さらにインフルエンサーだった朱里の投稿には、朱里が妊娠していた事が書かれていた。
陽菜は衝撃を受けたが、すぐに証拠集めをする為に行動を移した。
そしてお腹に宿った新しい命。
一人でも育てようと一年間の出張を口実に、妊娠した事を誰にも告げずに去って行く。
しかし去った先で、社交界で氷の貴公子で有名な「北条帝」の両親に頭を下げられ、期間限定で植物状態の息子と一緒にいてほしいと乞われた。
悩んだ末、その願いを聞き入れる事に……。
そして半年後……その時がきた。
植物状態の北条帝が目覚めたのだ。
「……よう。チンチクリン。夜中に俺を襲っといて気持ちよさそうに眠るなんて、いい度胸しているな。」
帝は出会う度に陽菜に対して口が悪く、貶されてばかりだけれど、なぜか独占欲が強くて……?
一年後、陽菜は子供を産み、竜星の元へと戻る。離婚をする為に。
陽菜は決めていた。
離婚をしてから全てを始める事に。
本来は一人で行うはずだった復讐は帝の協力によりさらにパワーアップする。
「竜星。今幸せ?私はあなたと別れてからが一番幸せな時を過ごしているわ。」
第1話 八年目の結婚記念日に離婚を告げられました。