悪役令嬢の家庭教師
151人気·0·9,999字
最初から読むブックマーク応援する
あらすじ
詳細
――素敵な婚約破棄、プロデュースいたします 「立派な悪役令嬢にしてください」 とある王国、子爵家の血を引くマリーの仕事は富裕な子女の家庭教師……の筈が、最近妙な依頼が続く。 貴族のご令嬢が、自分を悪女にしてまで婚約破棄したいというのだ。 ある日も鴉のような青年から「身内が婚約破棄を希望している」と依頼されるが、盗まれた宝石を取り戻す狙いもあったようで……? 設定は異世界王国(イギリス風味)、ふんわりです。 1万文字以内の短編(全4話)です。 この作品は他サイトにも掲載しています。閉じる
応援チケット
作品アチーブメント
作者のひとりごと作者のひとりごと2025-01-15 22:11ネオ・デビューネオ・デビュー2025-01-15 22:08創意工夫ありし者創意工夫ありし者
ファンタジー、平安、ヴィクトリア朝前後のイギリス、ミステリーなどが好きです。 よろしくお願いいたします。閉じる
フォロー
他の作品
誰そ彼に死者のレシピを孤悲願う ~金平糖とかささぎの夏~
誰そ彼に死者のレシピを孤悲願う ~金平糖とかささぎの夏~――死者のレシピをカフェで出す、うちの神様はうまく泣けない。 稲葉和(いなば のどか)、20代半ば。民俗学系ライター兼編集の契約社員。 子供の頃から他人には見えない小さな神々や死者の気配を感じることができた彼女は、初めて自身の企画が通った「神社巡り」の仕事に取り組んでいた。 しかし上司の異動を機に、取材先の綾白神社の事故は神の祟りだ、という記事のでっち上げを強要されるなどの、パワハラとセクハラに追い詰められていく。 そんな時、同じ力を持ち唯一の理解者だった祖母が生前、「困ったときに行くように」語っていた店の存在を思い出す。 そこは「一見さん歓迎、二見さん大歓迎」――黄昏時から深夜だけ開店する和カフェ「夜見」。 現世と常世の境にあり、常世に紛れ込もうとする人々に、失われた「死者のレシピ」を渡す場所。 営むのは黒髪の美青年――早瀬と名乗る消えゆく川の神と、彼の眷属の茜と澄の二人。 祖母のレシピを食べて勇気づけられた和は、男性客・斉藤の苦境を知り、死に別れた母親の「ちらし寿司」の再現を手伝いたいと思う。 ヒントとなる、常世の死者からの文は、熊笹の枝に付いた『かささぎの渡せる橋』、百人一首にも収められた和歌の初めだけだった。 和は早瀬と共に、和歌と伝承文学の知識を生かして、斉藤が母親から語られた七夕伝説の類型から、彼の母親のルーツとなる地域とレシピを探ろうとする。 一方で、早瀬が常世に毎日手紙を送り、「殺してしまった」友人からの返事を待ち続けていたことを知り……。 ※この作品は他サイトにも掲載しています。
つかぬことを伺いますが~伯爵令嬢には当て馬されてる時間はない~
つかぬことを伺いますが~伯爵令嬢には当て馬されてる時間はない~「フランシス、俺はお前との婚約を解消したい!」  魔法学院の大学・魔法医学部に通う伯爵家の令嬢フランシスは、幼馴染で侯爵家の婚約者・ヘクターの度重なるストーキング行為に悩まされていた。  「真実の愛」を実らせるためとかで、高等部時代から度々「恋のスパイス」として当て馬にされてきたのだ。  静かに学生生活を送りたいのに、待ち伏せに尾行、濡れ衣、目の前でのいちゃいちゃ。  忍耐の限界を迎えたフランシスは、ついに反撃に出る。 「本気で婚約解消してくださらないなら、次は法廷でお会いしましょう!」  そして法学部のモブ系男子・レイモンドに、つきまといの証拠を集めて婚約解消をしたいと相談したのだが。 「高貴な血筋なし、特殊設定なし、成績優秀、理想的ですね。……ということで、結婚していただけませんか?」 「……ちょっと意味が分からないんだけど」  しかし、フランシスが医学の道を選んだのは濡れ衣を晴らしたり証拠を集めるためでもあったように、法学部を選び検事を目指していたレイモンドにもまた、特殊設定でなくとも、人には言えない事情があって……。 ※この話は他サイトにも投稿しています。 ※こちらはジャンル「異世界恋愛」、次作は『つかぬことを伺いますが ~絵画の乙女は炎上しました~』はミステリージャンルになります(次作は世界設定、人物設定など、一部変更があります)。 
小公爵様、就寝のお時間です
小公爵様、就寝のお時間です ――不眠の小公爵様と睡眠記録係の、純白でふわふわな偽装結婚  アリシア・コベットは、没落伯爵家の長女。  弟妹たちを支えるため、亡き母の親友・ドーソン公爵夫人の侍女として真面目に働いていた。    ある日アリシアは偶然「入ってはいけない部屋」で、豪奢なベッドで眠る男性に「おはよう、僕の可愛い奥さん」と抱きしめられる。  彼は幼馴染で隣国に留学中のはずの長男・フィルだった。  祖母から継いだ予言の力のせいで昔からの不眠が悪化したこともあり、公爵夫妻によって密かに匿われていたのだ。  寝ぼけた彼の発言もあり「予言は夢で見る」というフィル最大の秘密を知ってしまったアリシア。  公爵夫人からのお願いで、不眠症な彼の安眠の実現と、寝言と睡眠状況を記す係――寝室に入れる立場の仮の妻として、偽装結婚をすることに。 「室温と湿度よし、ホットミルクにふわふわお布団。心おきなくお休みになってくださいね」 「昔みたいに僕に羊を数えて欲しいな」  アリシアの工夫の甲斐あって安眠は実現されるかに思えたが……間もなく、フィルの存在が、予言をあてにする王太子たちにばれることになる。  暗号の書かれた手紙と共に、彼らは脅迫する。 「妃と愛妾、いずれに子ができるのか予言せよ。さもなくばアリシア・ドーソンは無実の罪で裁かれるだろう」  そこでフィルは全てを終わりにするために、一計を案じることにし……。 ※1万文字以内の短編(全3話)です。 ※この話は他サイトにも掲載しています。
ファンリスト