迷走狂騒曲
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あらすじ
詳細
悪徳刑事安威本、武知の二人組が、伊川組組長伊川一博を拉致。 暴力団と中国マフィアの抗争を引き起こして、両者を一網打尽にしようとする、アクション小説。 ※ 暗黒小説、ノワール小説、犯罪小説  ※ 主要な登場人物全員、ちょっとイカレてます。 組長のことしか頭にない若頭日向潤と、傲慢でおバカな組長伊川一博 暴力刑事な安威本刑事と武知刑事コンビは、武知が誤って殺人を犯したり、安威本が伊川をレイプしちゃったりします。 リメイクするとしたら、伊川がカッコイイ、アクションシーンを入れたいです。この作品だと、ひどいめに遭うだけのアホの子なので。 ○この作品は完全なフィクションです。登場する人物や団体名などは、実在のものといっさい無関係です。 なお、執筆当初、登場人物の会話は大阪弁でしたが、アップ時の推敲で、標準語に変更しています。 あらすじ(ネタバレあり)  大阪府警、丸暴担当の部長刑事、安威本と武知は、暴力至上主義者。  うだつが上がらず、安威本は妻に離婚を迫られている。  広域暴力団神姫会の二次団体、伊川組組長、伊川一博は、二十九歳の美形組長で、インテリヤクザ。  中国残留孤児二世のイケメン若頭日向潤と、秘密の関係にある。  武闘派刑事、安威本と武知は、警部への特進を企み、伊川の生け捕りに成功する。  中国マフィア神龍に『伊川組が、武器庫に終結し、神龍襲撃を計画している』との偽情報を流す。  神龍と伊川組が死闘を開始したところに、警官隊が押し寄せる。  どさくさに紛れて、伊川と日向は逃走。  手柄を立てた安威本と武知は、特進し、警部になる。  安威本は、ひょんなことから、伊川らが香港にいることを知り、出張という名目で、無料の香港旅行を企むことにする。閉じる
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創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-03-14 21:42ネオ・デビューネオ・デビュー2025-01-19 17:10作者のひとりごと作者のひとりごと2025-01-19 17:10
2015年に時代小説でデビュー。日本推理作家協会会員。 藤井龍名義で、コスミックより、出水千春名義でハヤカワ、角川文庫より、計8冊文庫を出しています。 現在は新作の現代小説を構想中です。 いままで書きためた作品を改稿したものや、新作もアップしていきたいです。閉じる
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他の作品
東京マフィア
東京マフィア『迷走狂騒曲』姉妹編。主人公二人の別バージョンです。 美しい人形が 周囲の男たちの運命を狂わせていく。 極道社会に飛び込んだ美青年一博がイロイロひどい目に遭います。。。 実父である組長に引き取られた一博は、イケメン若頭補佐の日向潤に惹かれるが……。 紆余曲折を経て結ばれる二人だったが、潤にはある秘密があった。 詳細なあらすじはコチラ↓ 高校生になった伊川一博は、釈光寺組組長である、実父釈光寺琢己の屋敷を訪ねる。 琢己の屋敷で暮らし始めた一博は、ある晩、龍と麒麟がむつみ合う姿を目撃し、自分がゲイだと自覚する。 若頭補佐の日向潤が、麒麟の男だと知った一博は、軽い気持ちで誘うが、拒絶される。 潤は「わたしは、オヤジさんに若のことを任せられた以上、命を投げ出してでもお守りします。それだけはわかってやってください」との言葉を残して立ち去る。 大学を卒業した一博は、琢己不在時に、カチコミを決行して重傷を負う。 退院した一博は「一度だけ」という約束で、琢己と関係を持つ。 一博と張り合う長男祐樹が、関西の組織と手を結び、一博は罠に落ちるが、潤に救われる。 弟英二が、一博をかばって刺され意識不明になる。 琢己と再び関係を持ってしまった一博は、琢己を疎ましく思うようになる。 義父に呼び出された一博は、伊川正雄が中国マフィアのボスミスター・Kで、潤はその配下だったと知る。 潤の手で琢己が暗殺され、一博は組長となる。 退院し、屋敷で暮らすようになった英二と関係を持った一博は、潤を遠ざける。 英二に一緒に逃げようと切り出され、嘘をついて追い出す。 潤に呼び出された一博は、暴力で屈服させられ、レイプされる。 熱情を打ち明けられた一博は、逆に冷めていく。 ミスター・Kの怒りを買った一博は、激しいリンチを受け、監禁される。 英二が救いに来るが、英二は、別の場所に軟禁されている潤の策略で動いていた。 ミスター・Kから、麒麟の入れ墨が彫られた背中の皮が送りつけられる。 死を覚悟して指定された倉庫に出向くと、ミスター・Kのほかに潤がいた。 潤は、一博をとがめぬよう懇願し、入れ墨を差し出したという。 潤の愛に一博は心を打たれる。 英二が結婚し、一博も祝福する。 大団円と思われたが……実は……→エピローグへ続きます。 潤はミスターKの実子で……
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