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あらすじ
詳細
これは何も持たないはずの青年と忘れられる魔法使いの物語。
春。桜が色づく魔法都市・神岐市。
魔法が制度として根づいたこの街では、料理、移動手段、通信端末、それらに魔法式が組み込まれ人々の生活に馴染んでいる。
そんな世界だから、魔法師がいる。彼らは人々に害を成す封魔夢なる怪物を倒してくれる選ばれた者達。
誰もがその存在に尊敬と敬意を表す。魔力を持たないその他大勢の俺…糸森桜真もその一人。
だけど、知らなかったんだ。誰もが魔法師の活躍を見聞きする中、誰にも知られずに世界を“修復”していた魔法使いがいるなんて…。
天戸蓮…当たり前のようにクラスメイトとして現れた謎の青年はどこか他と違う。
妙に礼儀正しくて、パン作りが趣味な優しい高校生。
なのに、“違和感”がぬぐえない。
それでも、ただ…。
そこに存在するだけであらゆる物が整っていく。
……夜詠者。
戦わない魔法使いを自称する彼は…。
きっと朝はパンを焼いたり…。
昼は友達と騒いで…。
夕方は猫と話す。
それこそが“魔法”なんだろうね。閉じる 応援チケット
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創意工夫ありし者2025-06-14 21:05
ネオ・デビュー2025-04-17 18:59
作者のひとりごと書くのが好きなだけの人間です。
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