春にとける、透明な白。
連載中·新着更新:(10-2) 春にとける花の名前·2025年06月14日 20:45
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あらすじ
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春になると消えてしまう。そんな想いをただ彼女から綴った。 彼女のことを綴る上で欠かせない言葉は「彼女は作家であった」ということだ。 僕が彼女を知ったその日から、そして、僕が彼女の「読者」になったその日から。 彼女は最後まで僕にとっての作家であり続けた。作家として言葉を残し続けた。 いまはもう、その声を耳にすることは出来ないけれど。もしかすると、跡形もなく、僕らの存在は消えてしまうのかもしれないけれど。作家であり続けた彼女の言葉はこの世界に残り続ける。残ってほしいと思う。だから、僕は彼女の物語をここに綴る事にした。 我儘で、自由で、傲慢で。 それでいて卑屈で、不自由で、謙虚だった長い黒髪が似合う、彼女の事を。閉じる
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創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-06-14 20:45ネオ・デビューネオ・デビュー2025-05-27 20:43作者のひとりごと作者のひとりごと
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