鬼を喰らわば、唄いましょ?
連載中·新着更新:天鳳千草 六·2025年07月31日 13:13
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あらすじ
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 昔々、平安の世。 都には、憎しみと欲望のままに人を喰らう鬼たちがはびこり、悪虐を尽くしておりました。  けれど、そんな恐ろしい鬼たちですら怯える、“異端の祓い屋”がいたのです。 その一族は、古くから陰陽道に通じ、人喰いの鬼を退けることを生業としておりました。 そして彼らには、代々受け継がれてきた禁断の儀――“鬼喰(おにくい)”という儀式があったのです。  それは、鬼を捕らえ、自らの手で喰らうという、あまりに異様で、忌まわしい儀式――。 その風習のせいで、一族は他の祓い屋からも恐れられ、決して表には姿を見せませんでした。 いつしか彼らの名は歴史からも消され、ただ影のなかで、帝に仕える近衛として息をひそめていたのです。  一族の名は――栄神(えいじん)。 その当主の名は、静夜(しずよ)と申しました。 ――そして時は流れ、令和の現代。 思いがけず、栄神の血を引いていたひとりの男が、やがて国すらも揺るがす騒乱に巻き込まれていくことになります。 これは、しがない自称フリーのおじさんWEBエンジニアが、異能と宿命に翻弄されてゆく物語―― どうぞ、お聞きくださいませ。 閉じる
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創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-07-31 13:13ネオ・デビューネオ・デビュー2025-06-12 09:19作者のひとりごと作者のひとりごと
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