鬼を喰らわば、唄いましょ?
連載中·新着更新:三条大橋 四·2025年06月14日 21:06
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あらすじ
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 昔々、平安の世。 都には、憎悪と欲望のままに人を喰らう鬼たちが蔓延り、暴虐の限りを尽くしていた。  しかし、そんな鬼たちですら畏れる異端の祓い屋一族が存在した。 その一族は、古くから陰陽道に通じ、人喰いの鬼を滅することを生業としていた。 そして、彼らには代々受け継がれてきた禁断の儀――“鬼喰(おにくい)”の儀礼があった。  それは、鬼を捕らえて喰らうという、あまりに異質で忌まわしき儀式。 この風習ゆえに、一族は他の祓い屋からも恐れられ、決して表舞台に立つことはなかった。 いつしか一族の名は歴史からも抹消され、ただ影の中で、帝の近衛として静かに仕えていた。  その一族の名は――栄神(えいじん)。 そして、当主の名は静夜(しずよ)といった。  ――時は流れ、令和の現代。 ひょんなことから栄神の血を継いでいた男が、国すらも揺るがす事態へと巻き込まれていく。 これは、しがない自称フリーのWEBエンジニアの、異能と運命に翻弄される物語――。 閉じる
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ネオ・デビューネオ・デビュー2025-06-12 09:19創意工夫ありし者創意工夫ありし者作者のひとりごと作者のひとりごと
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