冬の彼方で、君を待つ
0人気·0·3,705字
最初から読むブックマーク応援する
あらすじ
詳細
 冬を知らない世界で、君だけが雪を描いた。  この世界には、冬が存在しない。 それでも少女は、白い雪の降る風景を描き続けた。 少年はその姿に惹かれ、たった一年の恋をした。 やがて彼女は姿を消し、季節は巡り続ける。 残された彼が手にしたのは、一枚の真っ白なキャンバス――。 喪失と記憶の中で、少年は「冬の意味」を探し続ける。 これは、 この世界に存在しないはずの季節を、 たしかに生きたふたりの物語。 遥(はるか):静かな瞳を持つ少年。絵を描くことに意味を見出せずにいるが、ある少女との出会いをきっかけに、冬という概念に魅せられていく。 千紗(ちさ):遥が恋をした少女。なぜか“冬”を知っており、存在しない季節を描き続けていた。ある日突然、この世界から姿を消す。 閉じる
応援チケット
作品アチーブメント
ネオ・デビューネオ・デビュー2025-06-21 00:00創意工夫ありし者創意工夫ありし者作者のひとりごと作者のひとりごと
初めまして、こんにちは!小鳥遊ちよび(タカナシ チヨビ)と申します。 ネット小説を愛してやまない、毎日欠かさず読んでいる者です。 好きなジャンルは、ファンタジー、異世界もの、悪役令嬢もの、主人公無双もの、街づくり系、二次創作、そしてクロスオーバー作品といった具合に、少し贅沢に楽しんでいます。 ネット小説を読み始めたのは中学生の頃。 あの頃、無職転生と転スラに出会った時の衝撃は今でも忘れられません。世界観に引き込まれ、一瞬で心を奪われたあの瞬間、「自分もこんな物語を書いてみたい!」と強く思ったのが、執筆のスタートでした。 それ以来、ファンタジーを中心に、さまざまな物語を創り続けています。 物語を作ることは、まるで自分自身の冒険。キャラクターたちが生き生きと動き出し、世界が広がっていく過程は、毎回新しい発見と驚きの連続です。 読んでくださる皆さんには、そんな冒険の一端をぜひ楽しんでいただけたらと思っています。 ちょっとした空き時間や、リラックスしたい時に、ふと手に取ってもらえるような作品を目指して書いています。 感想やご意見をいただけると、本当に励みになります。 一緒に物語の世界を楽しんでいただけると嬉しいです! どうぞ、これからもよろしくお願いします。閉じる
フォロー